仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズのレビュー・感想・評価
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仮面ライダーセンチュリーかっけぇ!
仮面ライダー50周年記念映画です。仮面ライダーリバイスをメインに過去…現在…未来を舞台に仮面ライダーセンチュリー・リバイス・セイバー陣が活躍の納得いく最高の映画です。
仮面ライダーセンチュリーかっけぇ!!
また、観にいってきました。感動…感激です。仮面ライダーは、自分の中では最高のヒーロー!!
バランスが悪い
とにかくバランスが悪い映画でした。
今回の作品の目玉でもあるセンチュリーのデザインが個人的に昭和感、平成感、令和感、未来感全てに当てはまらず正直カッコ良くない、ここがかなりおおっと思わせるデザインだと大きくこの作品の印象が変わるだけに勿体ないですね。
そして敵のバランスが悪い、強い時間帯はある程度の力は発揮するんだけどクライマックスに向かうにつれただただ全員が絶望的に弱くなります。
戦闘の部分はライダー映画なのであくまでもプロレスで最後は猪木が延髄キックをすれば良いのと同じでライダーキックでハッピーエンドはわかるんだけどあからさまに弱くなり過ぎる敵側の描き方をもう少しバランス良くして欲しいですし結末の決まっているプロレスでも両者リングアウトや反則負け等、思わぬ展開があるのに興奮するんだけど基本的にライダーでは流石に引き分けや反則負けを描きにくいだけにそこはもう少し工夫をして欲しいですね。
あとは主人公を含むリバイスチームの役者さんがまだ演技力が乏しいだけにアフレコで登場する木村昴さんとのバランスが悪いですね。
声だけの力で主人公等を圧倒してしまいバイスがリバイを押さえ込んでいる印象になり木村昴さんが群を抜いているがゆえに言葉悪く言うと邪魔になってしまうんですよね。
そこに前作のセイバーチームも合流するのですがいつもの冬映画での先輩ライダー俳優さん達には流石1年間を駆け抜けた圧巻の風格が漂うのですが、いかんせんセイバーチームの皆さんはそれ程の進歩も無く…(あくまで個人的感想です。)
リバイスチームと同じバランスになってしまって頼りになる先輩感が無いバランスの悪さがあるんですよね。
1971年、2021年、2071年と3つの時代を描く面白くなりそうな題材だけにバランスの悪さが極めて残念でした。
監督の柴崎さんは毎回エンディングロールもこだわる印象なので今回もそこは素直に良かったかなぁー?
後、流石にクローンライダーの狩崎のこだわりセレクトの意味はパンフレットを読むまで気がつきませんでした。
あぁなるほどーと思えるセレクトだったのですね。これはパンフレットを一読する価値ありです。
そして登場する本郷猛にはライダーをこよなく愛す全てのファンよりも確実に本郷猛=藤岡弘、さんのDNAをやどした仮面ライダー1号だけにここは素直に50年の月日を感じる事が出来ました。
変に仮面ライダー50周年記念映画なんて冠が無かった方が普通に視聴できたかもしれませんね。
良いところもあるが肩透かしも多い
一番良かったところは1号の戦闘シーンでCGを使わず昔ながらの「特撮」を使っていた所。バイスが人間らしい心をまた一つ学ぶシーン(本編でもこのシーンほんわかして好きなパートなんです)です。
中尾明慶と古田新太は演技については申し分なく、センチュリーのアフレコは中尾明慶の高音と古田新太の低音がハーモニーのようで心地よかったです。
肩透かしは予告で出てくる過去のライダー達の出てくる理由と、本編からずっとモヤモヤしていた倫太郎とメイの関係、他の方も書かれていますが本郷猛の最後のセリフ、セイバーの強化フォームの出し惜しみ(クロスセイバーはまぁ気軽に出せないのは分かるのですが・・・)、冬映画の醍醐味、一年戦ってきた先輩ライダーから悩んでる後輩ライダーへの励ましが、一輝が人間的にできちゃっているので必要ない(本編じゃ結構悩んでて家族から結構アドバイスもらってるくせに)などなど。クロスオーバー作品に時折感じる、背筋がゾクゾクするような感覚は残念ながらこの作品では一度も感じませんでした。
「子供騙し」と適当に作らないで下さい!
正直な話、仮面ライダー50周年と冠して欲しくなかったです。
時間が無かったのでしょうか、詳しい事情も撮影環境も私は存じません。
でも、これは酷いと言わざるをえない。
破綻した脚本、
「いっぱいライダーが出ればアイツら勝手に喜ぶやろ」
という見え見えの意図。
そして、一番悲しかったのは、幻だったかも知れませんが、最後の本郷猛にアンナ事を言わせたことです。
もし、これが世間の求めている仮面ライダー映画だとしたら、「私も老害になってしまったのかも知れないな」と思わざるを得ません。
本筋は良かったのだが…
予告編見た感じだと春映画っぽくて食指が伸びなかったが、蓋を開けてみれば徹底的に毒を抜いた昭和VS平成ライダー大戦で非常に楽しめた。(ストーリー的に米村先生の脚本かと思ったが、毛利先生で驚いた。)
難解な部分があったが、中尾明慶さんと古田新太さんの演技力の暴力という力技で頭よりも感覚で感情移入させる作りが非常に面白かった。
以上のように本筋は大満足で本当は☆5を与えたかったのだが、最後で本郷に「仮面ライダーになってよかった」ってセリフを言わせたところに違和感があったので1.5減点で☆3.5。
風見志郎みたく自ら進んで改造手術を受けた人や、第1話で「空飛べるから仮面ライダーになってよかった」と志度博士に話した筑波洋ならともかく、事あるごとに改造人間になったことを悩むようなめんどくさい性格の本郷猛が「改造人間になってよかった」って話すところに、うつ病経験者が「うつになってよかった」って話すような気持ち悪さを感じた。
藤岡真威人さんの本郷猛が藤岡弘、さんにかなり近くて満足だっただけに、非常に惜しい。
他の感想としては、
・TV本編同様にウザいけど空気読んで反省したり、約束破ろうとするも飛羽真から説得されて反省したりするバイスの成長劇が良かった
・セイバー陣の元気な姿が見られて満足
・センチュリー・セイバー・リバイ・バイスの並びが良かった(キュアエコー的な立ち位置のセンチュリーがセイバーとリバイスの並びのバランスをとるための要員だったとは)
・やはりパチモンはパチモン
・ヒロミさん幸せになってくれ
といったところか。
家族と約束の物語。
最初の15分くらい訳分からなかったけど、きちんと途中で説明してくれた。
主軸が家族、約束で一貫したテーマを持ってたし、古田新太と中尾明慶の芝居が上手いから楽しく見れたなー。
バイスのメタ発言もあったり、クローンライダーで小ネタ挟んだりと面白かった。
途中キャラの情緒についていけないシーンもあったけど、全体通して楽しめました!
最後もいい終わり方なんだけど、少し切ないところもあり良かったなー。
エンドロールのライダーたちはおぉー!ってなったけど平成のフォームバラバラが分からんかったな。
もう一回見たくなる作品でした!
センチュリー、最初は赤の歯車だけだったのが和解して青と赤の二つになるのとか戦闘方とか結構好みだった。
82/100
この後の50年を変えたいなら…
あくまでも個人の感想として。
いや〜、残念。
昨年の「REAL×TIME」は面白かったのに。
今年は映画というにはあまりにもお粗末な出来となってしまった…。
『東映特撮はMCUにはなれない』
鑑賞中にずっと思ってしまった。
もちろん、好きな要素はある。
夏の劇場版では本編なんでどうでも良くなるくらい「リバイス」の短編にワクワクした。
主人公を演じる前田さんのキレと堂々たる貫禄は、「もう最終回迎えたっけ?」と思うくらい。
バイスの木村さんのうざ可愛いキャラ作りも申し分ない。
センチュリーの見事なデザイン、素晴らしいアクションクルー、豪華な声優陣など、最高の食材が揃ったのにできた料理ときたら…。
はっきり言って脚本の破綻が1番の原因だろう。
毛利氏の脚本でスッキリしたことがないのをおいといたとして、これは誰の責任だろう?
短いスケジュールで完成を急ぐ制作体制か?
無茶な要求をするプロデューサーか?
いや、どっちもか…。
本気でこの先の50年を変えたいなら、
『しっかりと"物語"を描くとはどういうことか』
を問い直した方がいいのではないか?
素人が偉そうなことを言い過ぎるかもしれないが、
やっぱり仮面ライダーが大好きで追い続けているファンとしては、悔しくて仕方がない。
海の向こうでは、MCUがアカデミー賞に食い込むほどの躍進を遂げているのに。
日本の特撮界を引っ張る東映がこれで良いのだろうか…。
「予算も規模も、求められるものも違うから」と言われればそうだが、日本のヒーローはこんなものじゃないはずだ。
優秀なスタッフも恵まれた環境も、十分な歴史と遺産もある。
世界に誇れるような、作品を観せてほしい。
約束してくれ…。
進化と言うべきなのか…⁉︎
CG合成が当たり前になった特撮仮面ライダー。
フルCG作品になってしまうセンチュリーもあるのかな…
初代ライダーのもの悲しい暗い設定とはかなり違う現代のライダー。
それはそれでとても楽しくていいんだけど平成ライダーにあった社会の闇?みたいな部分がマイルドになりすぎ感が。
今作の見どころってやっぱりセンチュリーの2人のやりとりだよね。中尾君も古田さんもあの中じゃ別格すぎます。
2人でマイクに向かって声あてしてるのが目に浮かんでほんわかします。
アクションシーンは劇場版らしく賑やかなんだけど人が多いだけにやっつけ感が悲しいかな。
尺もあり仕方がないんだけど。
本郷猛シーン。おそらくは寄せていたとは思うけど血は争えない⁉︎って。もちろん拙いけどさ。
仮面ライダーも世襲制時代到来か⁈
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