「帰ってきた春映画」仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ サブレさんの映画レビュー(感想・評価)
帰ってきた春映画
ファンに対しては「いつもの春映画」といえばわかるだろう。あらすじは仮面ライダー15が出るやつに一番似ていたと思う。
50年前に本郷猛を改造した科学者がなんやかんやで100年後の未来にたどり着いてしまい、50年前の現在にタイムトラベルして世界を救う。というお話。
まず、どうしてそんなややこしい設定にした?そのせいで丸々10分くらいが説明パートに費やされた。それよりもアクションを観たいんだけど。
仮面ライダー50周年ということは、50年後のライダーを作れば100周年だ!というトンチキな発想は好きだが、それならばもうちょっとすっきりとした流れを作って欲しい。
また、トンチキなりに話をしっかり考えて、歴代ライダーの声が違う理由やそれとなく子供向けに教育的な話を盛り込んだりしていたが、私には逆にマイナスだった。OtQみたいにトンチキに振り切れていたほうが好きだ。そこは人によるか。
肝心のアクションもどこか物足りない。CGが多かったからだと思う。あるいはキャラが多すぎてアクションを作り込むほど尺を稼げなかったからか。
何にせよ、残念だ。
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