ノンストップのレビュー・感想・評価
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吉田羊はオロナミンCでハワイの夢を見るか?
2021.2.26(金)
昨年の緊急事態宣言で「パラサイト 半地下の家族」を見逃した。(アカデミー賞は「1917」が取るべきだと思っていたので見逃してもそんなに残念だとも思わなかった)。そもそも、韓国映画はそんなに好きではないし、むしろ最近は北欧の映画に注目している。
でも、今日はUPLINK吉祥寺で韓国映画「ノンストップ」を観る。
市場で揚げパン売っているオバサン(オム・ジョンファ吉田羊似?)がオロナミンCの懸賞でハワイ旅行(?!)が当たって、家族で乗ったハワイ行の便が北朝鮮の工作員にハイジャックされる!その理由は?
アクションコメディでツッコミ所が満載だが、アクションはキレているし(アディダスのジャージがカッコ良い)、限られた機内で乗合せたメンツと二転三転するストーリーに、上手い(日本映画には無い)カメラワークで楽しめる。
乗合せた韓国のアクションスターの女優に「アクションはスタントマンなのよ」と言わせ(主演のオバサンは韓国の歌手、顔を見せたくない理由がありスモークがかかったフェースシールドをしてアクションしている)、整形、ナッツ等韓国ネタも満載、アクションコメディでも友人Yさんが言うように日本映画は韓国映画に勝てないな。と思う。充分楽しめた。
余談:洗濯機や女子高生など、日本語と同じ発音なのだと言うことが判ってビックリ!
確かにノンストップ
オム・ジョンファやなーって感じを堪能することのできる映画です。
アクション痛快コメディ。
正直、最初はミヨンはただのおばさんで、モクレンと勘違いされてストーリーが進むのかと思いきや、そこは早々にネタバレするのね。そんでもって、旦那さんも元々は国家情報員とか、いろいろ混ざってて面白い。
お話のテンポもいいし、もっと観客みんなでやっつけるのかとおもいきや、割とオーディエンスになってそこはそこに徹するところも面白かったな〜。
CAの男の人も、あのちょっとテンポのズレた感じが笑いになって本当に良いスパイスになってたし!
韓国のアクションコメディはストーリーも単調でなく、最後にはなんかしらのひっくり返しがあるので観客を飽きさせない。
あー私もハワイ行きたいー!
このおばさん、取り扱い注意!?
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
「奥様は、取り扱い注意」みたいな設定のアクション・コメディーでした。個人的には同作より面白いと思いました。
よくあるシチュエーションとよくある筋書きなんだけれど、コミカルで笑えたし、アクションのクォリティーも高い!
航空パニックでありがちな、主人公が飛行機を緊急着陸させなければならなくなる事態にならないのが逆に新鮮でした。
※修正(2024/06/22)
見てて気持ち良い
オバサンが実は北朝鮮の元工作員という設定が面白かった。帽子を深く被る若い女性がスパイと思わせるミスリードから、実はコテコテのこのオバサンがっていうギャップがたまらない。お人好しでどこか抜けてる夫も工作員というのも良い。全体的にコメディタッチでありながら、夫婦愛、親子愛、祖国への想いなどホロッとさせるところもあり、キレのあるアクションシーンありと、バランスもテンポよく見れて、気分爽快だった。夫婦を演じたオム・ジョンファ、パク・ソンウンが良かった。
面白かったー!ハワイ行けてよかったね。 2人がお互い大好きすぎて素...
面白かったー!ハワイ行けてよかったね。
2人がお互い大好きすぎて素敵。
娘ちゃんもテコンドー習えたみたいでなによりです!
いつも不思議なんだけど飛行機の中って現実にもあんなに空間があるものなのかしら?
綾瀬はるかで見たかったな
素直に面白い映画でした。
他のレビでも指摘されていたように、細かい伏線と回収。使い古されたシチュエーションでも、見せ方とプロットの積み重ねで2時間があっという間でした。
どことなく、綾瀬はるかがCAを演じたあの映画とか、最近公開された奥様はなんたらと言う映画とかが思い浮かんで、どうせなら綾瀬はるかだったらなあと思ってしまいました。
主役の女優さんは悪くなかったのですが、正直言っておばさんすぎるし、子役はうまいけど可愛くない(○形前と言う感じ)、元諜報員の旦那は元気のいい佐野史郎に見えるし、機長は國村隼か小さいマツケンに見える。極めつけは「監督」と呼ばれていた色の黒い人物は堤下にしか見えない。
キーマンの男性CAはティモンディの高岸か金八先生の息子か?(笑)
でも、いくつか引っかかったので残しておく。
8000フィートで扉を吹き飛ばしたらああなると思うけど、その後は何事もなかったかのように普通に話したりしてる。おまけにそのままハワイに行く?不時着か最寄りの空港に行くのがセオリーでは?
電車を終点まで乗ってたみたいに、最後まで寝てた人物がいたが、飛行機に乗りっぱなしとかないでしょ。
後ろにエンジンのある飛行機から、前方のドアからダイブするのは自殺行為でしょ?
犯人グループが飛行機内に持ち込んだ銃は、方法と使用に関してアリエナイ。
そんなわけで、星は3つ(のちに3.5に上げました)とさせてもらいました
韓国の
ドタバタコメディーです。でも、らしさ満載で面白いのでは。飛行機内で最初にらしい女優がいるけど、過ぎた年月を考えれば違いますよね。旦那のパソコン操作の感じも優秀な要員であった感じでは無いし、爆破後の機内の様子もあんな静かでは無い…等、ツッコミどころ満載でした。
けっこうよかった
飛行機内の密室サスペンスアクションで、特にアクションの切れがよくてすっごく楽しい。ただ、敵が最終的に何がしたかったのかよく分からない。黒幕が「え?この人?」って感じでびっくりして、原爆の設計図がどうの、眼球がどうのと言ってたような気がするのだけど理解できなかった。
娘が、美人女優をお母さんと言うので周りの人が「やっぱり整形だ」と言うかと思ったら、それはなかった。
笑える旅客機アクション
ちょっとした秘密が明かされるのが早すぎのような気がした。もうちょっと引っ張って、謎の女優さんにも活躍してもらいたかったところだ。まぁ、アクションとはいっても「スタントマンがやっているのよ」といった台詞もあり、オム・ジョンファ自身のアクションも自虐的に揶揄していたような気がする。
レゴ頭と呼ばれていた客室乗務員ヒョンミン(ペ・ジョンナム)がお笑いのパートを独占していたかのようだったけど、国会議員や国家情報院のエージェントのおマヌケぶりも皮肉たっぷりに描いているし、核の恐怖や最後には「統一したら・・・」という南北融和のメッセージがしっかり届けられた。
3月には日本でも綾瀬はるかと西島英俊による映画が公開されますが、やはり女性スパイが活躍するのは楽しい。夫婦ともスパイだというのは『Mr&Mrsスミス』(2005)が面白かったけど、立場が違うというほうが面白いのかもしれません。ただ、夫のソクファンは早々と引退していたようだったが、オチでは愛を感じる仕組みになっている。
結局、機内では誰も死ななかったのかな?どんでん返しの連続で頭もくらくらしてしまいますが、やっぱり韓国の寺田農(勝手に命名)がやってくれた。ツッコミどころは多いのかもしれませんが、かなり笑わせてくれるので細かいところは気にしない気にしない。
※韓国のオロナミンCと検索したら、面白いCM動画が見つかりますw
シンプルに爽快!!
レビューでとにかく問題は解決してハッピーエンドということだけ確認し、細かい内容は敢えて知らない状態で鑑賞。
スッキリ、シンプルに、楽しく爽快にハイジャック事件解決!!久々に何も考えず映画の世界に没頭しました。やっぱりストレス解消や気分転換のための娯楽として、映画はこうでなくっちゃ!と思える作品でした。
アクション女優も登場人物に組み込まれていたことで、ハイジャック犯を結果的に撹乱出来たし、夫婦になったきっかけも途中で出てきて、何故元工作員の主人公だけでなく、その夫までも事件解決に一役かえるのか当初疑問でしたが、その謎も解けました!
いやもうそれだったら最強の夫婦やん、武闘派と頭脳派、両輪で完璧なパートナーだ!と楽しくなりました。そのへんに落ちてたパソコン借りて、飛行機の内部カメラから操縦機能まで制御するとか、だんなさん、どんだけ〜〜!!と心の中で拍手!
娘が当初、可愛いチュチュ着せてもらってるのに「私、習うならバレエよりテコンドーのほうがいいもん!!」と駄々をこねていた場面、あれ、女の子なら可愛い衣装でバレエダンサーのほうが憧れるんじゃないの?と少し疑問でしたが、
物語が進むに連れてテコンドーが好きだったのにも納得。そりゃ母と知らずに犯人と戦う女の人に憧れる子だから。きっと母の身体能力とか戦いのセンスは遺伝していたんだろうな、と思いました。
また、犯人に親の所在を尋ねられ、ここで真面目に答えては、親も自分も身の危険がある、ととっさに判断し、1番うまく切り抜けられる上手な嘘と演技、協力者への依頼、いや見事!8歳くらいの女の子だけど判断が的確!判断が早い!!流石あの両親の娘。この時の女優のファンがまた良い演技で。
そういえば力も強くて既に近所の子どもより強かったエピソード、これも腑に落ちました。
「ハイジャック事件を、同乗していた主人公のアクションにより解決する映画」ならエアフォース・ワンがありましたが、
あれをコミカルさも交えてスカっとする娯楽作品にしたのがこちらと言えるでしょう。グッドでした。
お約束のコミカル担当には、
犯人グループにうっかり誘われてついてきてしまった、作戦遂行に欠かせない大事な中国語を話せない弱そうなお兄さんと、
お客様の言葉をしょっちゅう聞き間違えていつもチーフに怒られてるけど無駄に正義感と主人公への忠誠心にあふれたおっちょこちょい添乗員のお兄さん。
この2人は何があっても死んだりしないので、安心して見てられました。
何も考えず、映画館でハッピーエンドを楽しみたいならこれだな、という良作でした。
ねじり揚げパン食べたい
パラサイトのお陰で韓国映画にのめりこんでしまいました。韓国映画というだけでワクワクソワソワしながら鑑賞しました。
まずねじり揚げパンに心掴まれました。久々に揚げパンを見ましたが、「エクストリーム・ジョブ」でのチキンのようにまず食で掴みにくる韓国映画に涎が垂れました。揚げパン買いました笑
夫婦漫才みたく進むコメディタッチな序盤は大袈裟すぎる部分もありますが、かなり笑えました。洗濯機がもろ日本語だったり、オロナミンCやポカリがあったので監督日本好きなんだろうなーと思いながらニヤッと見てました。韓国のオロナミンCには当たり付きとかがあるんだなともタメになりながら見てました。
そんなオロナミンCでハワイ旅行が当たり、ハワイへと向かう流れになりますが、搭乗前にかなりの人物がゾロゾロと出てきました。怪しい奴らから美人女優まで…
機内に入ってから間抜けだけど憎めない乗務員が勘違いを続けたりとひたすらコメディな時間がありました。案の定ハイジャック犯たちがやってきて、飛行機を占拠しますが、たまたま難を逃れていたミヨンが無双を繰り広げていきました。アクションシーンもトイレの狭い空間わ活かしたアクションがかなり良かったと思います。女性ならではのアクションに加え、フルボッコにしていくスタイルも面白かったです。
中盤から少し触れられたキャラクターが物語の核を握り始めましたが、そこからは単調などんでん返しがありましたが、面白さが若干薄まった感じがしました。惜しいです。お爺さんが突然テロリストと化すちょっと?な部分がありましたが、まぁそういうのもありかなと割り切ってしまいました。あと機体がまぁまぁ故障してるのにみんなハワイに行きたがっているのも謎でした。あの部分だけは議員に同情します。(それ以外の部分はクズです。)
まぁなんやかんやハワイ行けてよかったね!みたいな感じで終わります。オロナミンCの蓋が偽物で、10年かけて集めた資金でハワイへ向かうというどんでん返しをここでも仕掛けてくれます。憎めない面白さだなと思いました。
エンドロールにまでかけて焦点の当たった人物のその後を回収していくのはサービスしすぎですよ監督!
結構楽しめました。韓国映画は面白い。
鑑賞日 2/12
鑑賞時間 10:05〜11:55
座席 I-13
ハリウッドと決して比べるな! いいか! ... なんて偉そうなの
ウッソピョ~ン... 比べちゃいました。
航空機内でのテロ行為...
何と言っても、個人的には映画が面白いとか、ふざけた内容とか、ありえないとか言う前に思い浮かべたのが1997年に公開されたサイモン・ウェスト監督製作の『コン・エアー』を思い出さずにはいられない... "ads" のセリフか⁉
主演を務めたのが’95年に映画『リービング・ラスベガス』ではオスカーを手にし、翌年に映画『ザ・ロック』ではVXガス弾無力化の為に自ら解毒剤を心臓に打ち、そして次の年にこの映画『コン・エアー』と『フェイス/オフ』とに出演... 筋肉が盛り上がり、30代として、また男性として映画人として、油が匂ってきそうになるぐらいノリに乗っていたニコラスさん... 『コン・エアー』
それよりもどちらかというと奇しくも映画『コン・エアー』と同じ1997年に公開された大統領専用機を戦場に戦う大統領映画『エアフォース・ワン』の方が、シナリオ的には似通っているのかもしれない。それと忘れてはいけないのが、ジェンダーを超えた女優なんて呼ばれるのは、胸糞がわるいかもしれないけれどもジュディ・フォスター主演映画『フライトプラン(2005)』での超が付くほどの大型最新鋭旅客機の中を縦横無尽に行方不明になった愛娘を半狂乱になりながら探す、エンジニアの母親の悪戦苦闘ぶりなんかもこの映画『ノンストップ』とは共通する点があるのかもしれない。
映画『ノンストップ』の特徴であるアクションとコメディを融合した映画として...
確かに前半の部分の "トリプルセブン" と呼ばれるボーイング777型旅客機に搭乗するまでのプロセスは子供を交えた夫婦のセリフなんかを見ると関西のメオト漫才のようで会話は軽快に、しかもユーモアのある夫婦仲のスコブル良いところが描けていて、その後の展開が期待できるものと思えたけれど...
テロリストが飛行機を乗っ取ってからは、話がとんと先が見えなくなり、面白さもプロットが進むにつれ食傷気味になってしまう。
ハリウッド映画では『コン・エアー』のように輸送機内だけではどうしても見ている側が持たなくなるので、地上に降りて囚人を追加したり、入れ替えたり、また映画『エアフォース・ワン』では、ホワイトハウスにいるグレン・クローズ演じる女性副大統領とのやり取りを入れることで目先を変えてシナリオを飽きさせないようにしている。それと『フライトプラン』ではあくまでも心理的スリラーにしているところに自ずと見ている側が映画に感情移入がし易くなっている... でも
主人公ミヨン演じるオム・ジョンファの格闘技シーケーンスをよっく頑張っているとべた褒めしている人のように、彼女のことを知っていれば多少なりとも視点が変わるかもしれないけども韓国の笑いのツボも理解できない者が見るとどうしても映画のプロット展開の繋がりの悪さや意味不明なパーサーの行動は、面白みの足を引っ張るとしか見えていない。
いくらボーイング777の機内の様子がわかる映画と例える人がいても、その機内の閉塞感はたまに出てくる韓国特務機関のシーンだけでは同じような場面の連続性がアクションにも響いているようにも映っている。
この映画の監督さん... サービス精神が旺盛な方なのか? シナリオ自体が小さなドン転返しの連続のような話の積み重ねのようになっていて、そもそもワイハに当たったオロナミンC?の裏ブタのいきさつや最後の最後まで寝ていた人が誰なのか? とか、そんなてんこ盛りを象徴するようにエンドロール・クレジットが流れる中、新しいエピソードを流すあたりになった時は、もう勘弁してほしくなるぐらいにお手上げ状態になりました。
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