アフガン・サバイバーのレビュー・感想・評価
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割に合わない仕事
バートレット指揮官率いるイギリスの特殊部隊とそれとは別に技術者として帯同したノア大尉は、アフガニスタンにて金塊とミサイル、そしてミサイル誘導チップの押収(?)に成功。しかしどこかへと向かう途中タリバンの襲撃に合いノア1人を残し全滅してしまう...
全滅したかに思えたのだが、それはバートレットと愉快な仲間たちが金塊欲しさにタリバンと手を組んで起こした偽装工作で...
何も知らずに独り使命感に燃えるノアは、選挙が近いためほとんどの兵士が警備に駆り出され出払ってしまった2人だけで警護中の前哨基地に辿り着き、生活に困しお先真っ暗なグルカ兵のラナに助けを求めるのだった...
同じ軍を勤め上げ使い捨てにされた父の姿から金銭面で現状打破は一切見込めないと理解していながら、異国の地で異国の民となぜ自身の身を危険に晒してまで命を削ってまで戦うのか。正当な対価など無い、全く割に合わない仕事をなぜにそこまで。
お金に換えられないお金じゃ買えない誇りに命を懸ける最強グルカ兵の勇姿にいつからか忘れていたナニカを思い出そうとして・・・うっ頭が!!
「グルカ兵」の言葉を初めて知りました。
誘導チップを輸送中にタリバンに強襲されたイギリス軍特殊部隊隊長と、逃げ込んだ現地基地に常駐していたグルカ兵の闘いを描く物語。
B級にカテゴライズされるミリタリーアクションです。僻地にある小さな基地を舞台にすることで、予算不足を上手に覆い隠しています。
ただ、話を複雑にしてしまい、無理や粗が目に付くのが残念なところ。
単純化した方が、数段良い映画になったように思います。
少し残念でした。
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