「ロックバンド“ザ・フルチズ”!」ゾンビ津波 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ロックバンド“ザ・フルチズ”!
ちょっと新しいことに挑戦したゾンビ作品。まぁ、津波パニックがメインだと思わせておいて、単なる感染増大の意味しかなかった。それにしても、サメ映画のようなオープニング、泳ぐゾンビ、電流攻撃がゾンビに効果がある点など、意外と楽しめたりする。
ゾンビ発生原因は製薬会社による老化防止薬の開発と、それを金のために黙認した政治家と警察といった社会派要素もある。まぁ、これはゾンビ映画にとってよくある設定。B級感はあるものの電流を流したときの映像には目を見張るものがあるのです。
津波による被害はたいしたことはなく、あくまでもゾンビが増える描写が中心。そして見捨てられたような町がいかに大変か・・・もしかしたら、政治家たちが全て事態を掌握していたのではないかと深読みさえ出来てしまう。
頭、脳を破壊するよりもスタンガン効果!青い血によってグロテスク効果は半減しているし、何となく親切設計だった。もうちょっと製薬会社の悪事を描いてくれればさらに良くなったと思うのだが・・・恋人に対して残酷な男に腹が立つ・・・まぁ、人間の方が怖い。
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