アーカイヴのレビュー・感想・評価
全38件中、21~38件目を表示
事故で亡くなった妻の意識をアンドロイドにダウンロードしようとする。...
事故で亡くなった妻の意識をアンドロイドにダウンロードしようとする。
亡くなった後も200時間まで電話で話せるという謎のシステムがミソ。
ロボットが自殺したり、嫉妬したりとやたらと人間臭いのもおもしろかった。
ラストでどんでん返しがあるが、この手の展開は結構よく見かけるな。
してやられた…
ラスト、死んだのはテオの方だったとは。。ロボットも嫉妬する…人間に近づければ近づけるほど、完璧ではなくなる。人間は間違いを犯すし、完璧ではない。。完璧ではないものに近づけるほど難しい、何ていう映画だと思ったら、大どんでん返し。山梨の山奥にある研究所が舞台で、所内に謎の日本語が散りばめられ、居酒屋のような店にも花魁風のロボットがいたり、不思議なジャパニーズテイスト満載、日本のアニメ原作かと思ったが違うようだ。
思いはわかる
愛するものが失われた時、確かに願ってしまう
もしも自分にそれを叶える術があるならそうしてしまうだろう
アナキン・スカイウォーカーでさえも暗黒面に心を捧げてしまうほどなのだからその想いの深さは底知れない
にしても悲しみも同時にそのまま付いてくるだろう
帰らぬ人となったのだからそれはもう仕方のない事
悲しみは永遠には続かぬもの、なくなりはしないけどいずれは小さくなるものです
少し辛い映画でした
死なないことの価値
というのがわからないので、なんで死んだ人を蘇させるために、何かを作るのか意味不明だった。感情まで入れてしまうと厄介になる。
やっぱりJ3はクローンでもなくて…
最後の展開でムリクリ強制終了?力技だった。
天獄、地獄、アーカイブ獄を観た予感🙀
AIロボット🤖の映画と思って観ていたら、
人間の記憶についてだった。
死人の記憶、愛する人の記憶、
意識を復元してどうするの💀
無情な彼には、
無常を知ることは困難であろう。
無常には、
抗えない、受け留めなければならない。
天獄に地獄に行こうとしている意識を、
アーカイブにしたら、
アーカイブ獄ができるではないか。
それを更に、
復元してどうするの?ロボットゾンビ🧟♂️🧟♀️
面白い映画だった。
好き嫌い分かれるのかも?
先のコメントにもありましたが、何故これほど評価が低いのか?
前半は、うつらうつらでしたが、中盤から後半にかけてはハマりました。
ロボットの嫉妬…女子に見えてきます。
ラストは、ひょっとしてそっちかな?って思いましたが、やはりそう。
そうなると矛盾を回収出来る感じ。
鑑賞していて、何故かニルバーナ(やアップグレード)を思い出しました。
アップグレード、ニルバーナ、2001年宇宙の旅、ブレードランナー…そのあたりの系統が好きならオススメ。
みんな、なんでこんなに評価低いの? 俺はテレビ放映されたら、絶対見る!!
最後の最後に、大どんでん返し。
ま、結構使われるエンディングやけど、それまでの流れが、こういう展開になるとは思わせないストーリーの運び方で、「まんまと、やられたなぁ~」と思った。
「妹」や「模倣元」に対して嫉妬する感情。自らを破壊する、というアイデアは面白いと思ったが、近い将来AIが発達しシンギュラリティに達したら、あり得ない事では決してないと思えたし、「ちょっと怖いな」という思いもした。
それにしても、何度も出てくるあの山間部のシーンは、ほんまに日本なんかな? それがむっちゃ気になった。
え? 違うの? あ、そう....。
牛天国って英語だと何?w
ヤマナ~シの森の中のラボで独り、亡き妻をモデルとしたアンドロイドを製作する男の話。
死んだ人の記憶や人格と対話出来るシステム「アーカイヴ」を絡めつつ、試作1号機、2号機と製作し、もうすぐ3号機が完成するという中で細かなトラブルが発生し展開していく。
会社に成果を隠している体にしても、外から来たボディーガード的なヤツの方が1号機や2号機より見た目の出来や動きが良過ぎるんだが…そして3号機は躍進し過ぎw
まあSFではあるけれど、本筋はそこではないから良いのかな。
主人公の心情や願いと、そこについてくる機微をみせるドラマとしては中々面白かったんだけど、まぁマッタリたらたらテンポが悪く非常に長く感じられたし、意外なところもあるけれど、響く感じはなくなるほどね…という程度かな。
山梨だとしたら昇仙峡のあたり?
近未来SFなのにアシモフタイプのロボットはないでしょう。それにJ1、J2からJ3への飛躍は20年分のテクノロジーが必要ですよ。
ロボットへのツッコミは置いておいて、ストーリーのベースは、死んだ妻や子供をロボットやサイボーグにして蘇らせるよくあるテンプレ。
今までにない味付けとして、生前の意識や記憶がクラウド上にアーカイブされていて、主人公が、それをロボットのAIにインプリメントしようとする。
J3があまりにもサイボーグ然としていることがかえって不自然に感じる。役者に特殊メークしてるんだからしょうがないんだけどね。
山梨だとしたら昇仙峡のあたり?
オチは途中から薄々予想できたんだけど、そこそこの着地点。
心が無いのは…誰?
故人の記憶がデジタル化され、会話できるシステム、「アーカイヴ」を違法利用し、事故死した恋人の記憶をロボットに移行し、蘇らせようとする主人公の物語。
ロボット製作者の主人公ジョージ。プロトタイプのJ1、J2と呼ばれるロボットと生活し、より人間に近いロボット、J3も完成間近。そのJ3に彼女の記憶を移行しようとする主人公だが…。
J2は嫉妬心からジョージの研究の邪魔をしてしまう。J2の純粋にジョージを想う姿、そして当然それに向き合うわけでもないジョージ。健気なJ2に胸が痛む。。そして最後、J2がとった行動は…。
さらに、完成したJ3との間に起こる問題。
さらにさらに、アーカイヴ制作企業とのいざこざ。
さらにさらにさらに!、待ち受けていたのは驚くべき結末!!
全体を通し地味な印象だったが、小どんでん返し(⁉)にさらに大どんでん返しがぶっこまれた展開には思わずゾワっとさせられた。
ネタバレ厳禁な作品ですが、序盤から終盤まで、どことなくフワフワしているのはつまりそういうことだったからか。
そういう意味で面白かったけれど、気になる点もちょくちょくと。
個人的にも好みな結末と言えるが、よくよく考えたらそうだってことは、J2の健気な物語とかも全部…と考えたら、ちょっと。。
また、日本設定は必要だっただろうか?シュール翻訳で緊張感が途切れる(笑)
牛天国って…モーパラですか。そして、正確には「禁煙」でしょ!!
逆に、特に気に入った点としては、地味ながらもJ1の存在。
設定上、長女であるJ1だが、事実上末っ子的存在。
観ようによっては、J2よりも遥かに声にならぬ感情を表現していたようにも思える。
加えて、J2に厳しく、J3に多くを求めるジョージが、J1にだけは優しい親の顔になるのが印象的だった。
少々複雑な内容なので、全てを知った今の状態でもう一度見返してみたいと思える作品だった。
恋愛に必要なビタミン剤... 嫉妬
God looked upon his world and called it good, but Man was not
content. He looked for ways to make it better and built machines
to do the work. But in vain we build the world, unless the builder
also grows. (Outer Limits『I, Robot (1964年)』より)
本作品『アーカイヴ』は、死後の人の記憶であるアーカイブスがいかにフラジャイルな存在かが分かり、七つの大罪の一つであり、今や旧約聖書の中の物語『ヨブ記』を題材にしたゲームやアニメの登場人物である悪魔レヴィアタンが司る "嫉妬" を描いている。その事は、女子にとっては、胸に突き刺さり、行き場を見失う気持ちの逆噴射も強制的にさせるほどいったて、純粋な心を持っている方たちが登場をしている。
"Do Androids Dream of Electric Sheep?" (ブレードランナー原作名)
"嫉妬" ... 男の人の場合、醜く嫌らしい.. でも、女子は可愛くも映る。
親に捨てられたアトム
生き延びたいこころが芽生えたレプリカント
"SF映画の原点にして頂点" とされる 『メトロポリス(1927年)』のマリア
そして...
オスカー視覚効果賞受賞作『エクス・マキナ(2014年)』の"機械仕掛けの神"
アシモフのロボット三原則はこの世(映画)では、異端のように描かれ、アトムは自己犠牲で終わり、レプリカントは自己防衛のために人を襲う。マリアは火あぶりにされ、そして残るエイヴァは人を殺め、美しく変身して自由を手に入れる。
Doesn't mean I'm okay.
手がなく言葉のないボックスロボットJ1(Ø1:映画での表記)はプロトタイプの元始であり、知能は5~6才児と同じとされ、彼女は、ジョージを父親のように慕い、その進化系のヒューマノイドJ2(Ø2)は、乙女ごごろ真っ盛りの15~16才の女子で彼のことを思っている。そして最終形のJ3とジョージの接し方がJ2には、女子が物陰からそっと覗き込むようにJ3の存在が気に掛かって仕方がない?
"I thought we were a team,"
"Why don't you keep working on me?"
乙女ごころを全開にしてジョージに尋ねるJ2。すでに彼はJ3の事で頭がいっぱいなのをAIの優れた知能では分析ができてしまい、更に不幸な事に彼女J2に起こってしまう。彼女は足を奪われ慣れない別の足に変えれてしまう。そして彼女は絶望のあまり真っ白な水流が落ちる滝の前でエネルギーを使い果たすまで彼女J2は立ち尽くしている... 彼女の後姿が哀れで感傷的にもなってしまう。
本作品『アーカイヴ』が初監督となるギャビン・ロザリー... もともとは、バイオを見るとイラストレーター兼カツーニストで、1996年からゲーム業界で働いき、またグラフィックデザインやビジュアルエフェクトの仕事を通じて、視覚効果アーティストやコンセプチュアル・デザイナーとして広告、そして映画に携わるように... 前出のアレックス・ガーランド監督の『エクス・マキナ(2014年)』とは視覚効果を有効に使うところなど共時性が見られる。
この映画の舞台は山梨県とされているけれども実際のロケ地はハンガリーで撮影されている。監督の視覚効果の冴えたるものが施設内とは正反対にブラック&ホワイトのモノトーンで描かれた外界の世界観が、美術的にも優れていて、この映画の質感を押し上げている。しかし映画も中盤に差し掛かろうとした時、関西のラーメンチェーンのロゴやレストラン内のネオン電球やホログラム映像を使うあたり亜流の『ブレードランナー(1982)』に見えてしまい、その事で高い質を帳消しにし、観る気も失せてしまう。邪魔なプロットとしか見えていない。
『ダイバージェント(2014)』の時は生産国がアメリカなのでイギリス人俳優によく見られるようにテオ・ジェームズがアメリカのアクセントを使うのは分かるとしても、これって生産国イギリスなのに、その上、わざわざ映画では暴漢に対して身構えるのに野球のバットでなくクリケット用のバットを使っていたのに... 何故?
そもそもの話し、何故?舞台を日本にしたのか? 意味が分からない。別にハンガリーでもあまり話の内容には差しさわりが無いようにも思える。この監督、変なこだわりがある。
Daddy?
Mummy says we can't come and see you anymore.
I love you. Bye-bye
アーカイブスを死んでからも保存する発明はデジタルではなくアナログ形式で人間のデータを保存する必要があるため、短いスパンで減衰してしまう。故人は意識を保ち、愛する人とコミュニケーションを取ることができるが、数年後には意識が崩壊し、大きなボックスという愛する人の体を墓に安置するまでは、それらの記憶の呼び出しの質は徐々に低下することになる。
スタンリー・キューブリックとアーサー・C・クラークという巨人の偉大な歴史的映画『2001年宇宙の旅』の超高性能AIのHALのようにAIマシンの精神的故障にもかかわらず、それは素晴らしいダイナミクスがあり、私たちが前に見たことがない夢物語とは同じAIを描いているのにこの映画が程遠いにしても...
彼らは基本的に、この所定の有効期限が消失するまでは、故人の意識から電話で話すことができる。ジョージは、彼女が永遠に消える前に、彼の妻の人工バージョンを作成しようと試みる。その事にかまけて彼が手塩に掛けて製作したプロトタイプのJ1とJ2を今やただのロボットとしか見ていないことで彼女たちが外見は鉄ではできているかもしれないけれども彼女たちの身体にはれっきとした清くて優しい心があるのに無関心で見捨てられた様な姿は、この映画の哀しみを誘うポイントとなっている。
映画『ダブルオーセブン』のロータス・エスプリS3や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンDMC12を登場させるこだわりを見せているギャビン・ロザリー監督... 『アーカイブ』は誰にとってもいい映画になるわけではない。COVID-19パンデミック禍で、山奥で孤立してまで研究に没頭する科学者の姿を描いた映画は、一般の人々に魅力的に聞こえないかもしれない。詰まらな過ぎるかもしれない。
しかしながら、映画『アーカイブ』はあなたが最後の瞬間にショックに値する意外性を感じ、また微妙なユーモアを持つ視覚的に素晴らしい映像美にあふれている映画と言えるかもしれない。
視聴制限として、ラスト8分間は決して寝てはいけません。 悪しからず。
全38件中、21~38件目を表示