「STAY ALIVE パチンコでもやってて」クレイジーズ 42日後 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
STAY ALIVE パチンコでもやってて
パンデミック発生42日目に自殺を図ろうとした主人公のエイデン(タイラー・ポージー)。ふと窓の外を覗くと、向かいのマンションに非感染女性エヴァがいた。しばらく文字だけでやり取りしていたけど、やがて隣人ブランドンの家を物色して食糧とトランシーバーを見つけて、それを彼女に渡した。
冒頭では一緒に寝てた女の子がいたのに、呆気なく感染してモブの中に消える。ワンナイトの彼女か風俗嬢かはわからないけど、sweetheartと呼んでたからなぁ・・・どうなんだろ。それでも家族思いのエイデン。両親との連絡も途絶え、妹を捜そうにも手段がない。そんな孤独な状況下で出会った2人だから・・・やっぱりロマンスだよね。
走るだけでなく叫んだりもするゾンビ。咬傷など血液で感染するみたいだが、意識があるという。治療法が確立して治癒すれば、ゾンビになっていたことも覚えているようだ。ダストをくぐって他の部屋を物色中にある老人(ドナルド・サザーランド)と出会うが、彼は隙を見てエイデンを襲い、ゾンビ化した妻に食わせようとする。うーむ、これってどうなの?と問題提起しているようだった。
人間ひとりで生きてはいけないことをテーマとしていたが、エイデンの部屋は個性的でサーフィンボードや野球道具、そしてパチンコ台まで置いてあった。そんなもん一時的な退屈しのぎだよね~って感じで、訴えてくるものがあった。そして非感染者と感染者の餓死合戦的な面白さも伝わってきた・・・
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