「気の毒な話です。」カポネ ただの映画好きさんの映画レビュー(感想・評価)
気の毒な話です。
今、この役ができるのはトム・ハーディしかいないかもしれません。
一昔前だと、デ・ニーロがやっていたかも。
そういう意味でもトム・ハーディの独壇場という映画でした。
認知症の人の幻覚混じりの内容なので、一般受けは難しいかも。ビッグバジェットの映画の公開が次々と先送りされている中、こんな中途半端な時期に公開されたのも、さもありなんという感じ。
トム・ハーディ主演なのに、アルバトロスが配給してるくらいですから。
ただ、内容的には物凄く気の毒な話です。
認知症がすすんで体の自由もきかなくなっていく、昔栄華を極めた人の末路の話ですから。
認知症というのでおじいちゃんの話かと思っていたら、48歳という年齢でしたから余計に気の毒で仕方ありませんでした。
ただただ憐れで、、、
あと、久しぶりに見たマット・デュロンがあまり年を取ってなかったのはビックリでした。
コメントする