「ある意味アベンジャーズ。」映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ) 2021 HalUさんの映画レビュー(感想・評価)
ある意味アベンジャーズ。
大人からすると、こども(のび太)たちの脇の甘さにイライラした。道具置きっぱとか。
でも、見進めていくうちに同世代からしたらスゴいヤツ、スーパー小学生なんだろうなと感じました。
強運人たらしのび太。
しっかり者しずかちゃん。
現実派メカニックスネ夫。
恐いもの知らずジャイアン。
ブレーンドラえもん。
普通にいたらスゴい子たち。
声に関して。
松岡さんはハーフハーフ。
松岡さんぽかったりピイナだったり。
香川さんは、香川さん。
最後、大○田さんかと。
圧巻だったのはやはり声優さんたち。
梶さんの変貌ぶり。あの青年声はどこえやら。跡形も見つからなかった。
朴璐美さんも凄かった。完全に、パピ。
少年。
この方本当にすごい。湯婆婆だったり、ゴーストバスターズの母親だったり。
全部ちがう。正に七色の声。
お二人共さすがでした。
インタビューで松岡さんが好きなキャラはスネ夫と仰っていた。
作品をみて、『ナイスアシスト!』と。
こども達のお話なので終始どうしてももどかしい部分は出てくる。
でも、それ込みでも結果ハッピーなところや感動的なところで補えるものが十二分にありました。
主題歌がまた作品に深み、厚みを与えていました。良かった。
途中ビリー・バンバンの不思議。
中高年スタッフさんのいたずら?
そしてそろそろ出来杉くんを仲間にしてくれ。不憫に思ってしまった。
中弛みもなくとても良かった。
より深く理解したいのでもう一度みるつもりです。
予想以上の出来。
1985年番は見てたか記憶にないけど純粋に楽しめた。
個人的にはフルCGでもっと迫力のある感じにもできただろうけど敢えて2D表現にして正解だったも。
現在の世相的にも正に反映しえ色々と考えさせられるないようだったし。エンタメとしても最高で髭男のテーマソング"Universe"もマッチしていてとても良かったです。
でもどちらかというとあまり子供向けの作品ではないかもとは感じたけど…。
なんだか途中ガンダム映画でも見ているかのような錯覚を覚えた部分も。
そしてしかし静香ちゃんの活躍ぶりをみてこれからは女性が世を担う存在になっていくのだと思いましたね。
一番しっかりしていたしその在り方に共感でたし。
色んな意味で最高傑作だと思います。ひょっとしたら興収や動員で鬼滅に迫るロングランヒットになるかも!?