「マーメイドかぁ」マーメイド・イン・パリ うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
マーメイドかぁ
軽いラブコメかと思いきや、マーメイドの歌で人間が死ぬと言う…おとぎ話のテイストがしっかり活きている。
どこか浮世離れした雰囲気が作品全体にあふれており、おフランスらしい作り(笑)
どのキャラクターも一癖も二癖もあり、普通の社会に生きてなさそうである。
そしておフランス映画であるため、主要命題は“恋”
マーメイドは陸揚げから2日しか地上では生きられないと言うわりに、のんきに色恋の物語が続く。
人魚のウラは人間社会どころか、食べ物の区別もつかないので、ガスパールの部屋を火事で台無しにし、人間を殺す歌を歌うので実際にいればこの選択はないだろうと思うが、なにしろファンタジー仕立てのこのドラマ、足の代わりにデカイヒレが着いてても誰も突っ込まない。
人魚の涙が真珠なのは常識なのだろうか?人魚の伝説はよく知らないのでこう言う生態は「昔聞いたような…」位にしか知らず一瞬、変な涙と思ってた。
フランスの感覚ってこう言うもんなのだろうか?
自分には合わなかった。
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