「約8時間ビートルズのドキュメンタリー映画」ザ・ビートルズ Get Back たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
約8時間ビートルズのドキュメンタリー映画
約8時間のドキュメンタリー映画、
最初は劇場公開される予定であったが公開中止、ディズニープラス配信かDVD/BD購入しないと観られない状況。
今回、3枚組DVDを購入して、約8時間を朝から晩まで一気に鑑賞🎥
ザ・ビートルズは中学時代3年間に聴きまくって、それ以来大好きなバンドだが、自分がビートルズを知った時には「えっ、解散しちゃってるの!」だった😳
個人的には、スバル座をはじめとした映画館でさんざんリピート鑑賞した『レット・イット・ビー』はポールがジョージ攻撃する場面のためか、一度だけ真夜中に日本語字幕付き放送されたのを録画したVHSを観るしかない状況だった、これも繰り返し観た上で本作を鑑賞。
当然、約8時間もあるので見たことない映像も多かったが、映画『レット・イット・ビー』との被りを避けたような構成になっていて、ルーフトップ場面以外のビートルズ演奏曲がフルで収録されているのが少なくて残念だった。
映画『レット・イット・ビー』でフル収録されていた映像も断片的に使われたりしていて、ポール・マッカートニーが歌った『ベサメムーチョ』やスタジオでの『ワンアフター909』や『アイヴ・ガッタ・フィーリング』などの割愛は時間的制約に寄るのだろうが無くて寂しい。
ただ、即決でルーフトップ・ライヴをするのが決まったわけではないとか、かなり時間的制約のある中での曲作りをする姿などが良く分かって、良かった🙂
2022年に劇場公開された『ザ・ビートルズ:ルーフトップ・コンサート』はTOHOシネマズ日比谷で観たが、【IMAX】上映だったので音も映像もクリア、当時のフィルムサイズも利用したスクリーンを横に2分割・3分割…といった工夫した編集のため、ワンスクリーンに複数映像がパラランされるので眼が忙しかったが、本作でもルーフトップ場面は同様だった😄
ルーフトップ・コンサートは、1969年1月30日、ビートルズ最後のLIVEとなっただけでなく、前代未聞の街中ビルの屋上での大音響の演奏。これは、マイケル・リンゼイ・ホッグ監督の映画『レット・イット・ビー』でもクライマックスと位置付けられていた演奏シーン。
屋上での演奏曲は10曲。
1.Get Back (Take 1)
2.Get Back (Take 2)
3.Don’t Let Me Down (Take 1)
4.I’ve Got a Feeling (Take 1) ……アルバム収録
5.One After 909 ……アルバム収録
6.Dig a Pony ……アルバム収録、ジョン歌詞カード
7.God save the Queen
8.I’ve Got a Feeling (Take 2)……ジョンの歌詞が全く違う。警官が屋上へ上っていく。
9.Don’t Let Me Down (Take 2)……警官が屋上に現れる。
10.Get Back (Take 3)
なお、スタジオでの演奏曲は記載できないほど多数…(笑)
冒頭に「膨大な映像や音声から抽出した」とのテロップ表記あり、たしかに端折った感はあるものの、ビートルズをたっぷりと見られる映画であり、ビートルズからロックに目覚めたファンとしてはアッパレの映画と言えよう🎶🌟