ロン 僕のポンコツ・ボットのレビュー・感想・評価
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心温まる作品です
吹替にて鑑賞
情報化社会になって見失いがちなアナログの温かみをボットを使って巧みに表現した秀作。
SNS重視の現代社会に一石を投じるテーマで大人も子供も楽しめる。
見終わった後ホッコリできるのが良い。
是非映画館で🎦
多くの子供たちに観てほしい!
冒頭、いかにもアメリカらしい新製品紹介のプレゼンとして、この物語のカギとなるBボットが登場します。その豊富な機能と、テンポのよい鮮やかなプレゼンのおかげで、一気に作品世界に引き込まれます。ユーザーのことをしっかり理解し、趣味嗜好に合わせて最適なサービスを提供する、しかもコミュニケーション機能も兼ね備えた自律型ロボットとしてのBボットは、もう完璧です。こんなロボットがいたらさぞ楽しかろうと、大人でも欲しくなります。
本作の主人公は、友達付き合いが苦手なバーニー。でも、決して友達が不要なわけではなく、むしろ人一倍欲しがっています。でも、どうしていいかわかりません。巷で大流行のBボットも、彼だけ持っておらず、それを級友にからかわれます。そんなある日、父と祖母がBボットをプレゼントしてくれますが、実はそれが不良品。ここから、バーニーとBボットのロンとのおかしな交流がスタートします。
流行の物を持ってないことから生まれる疎外感、目の前の人ともガジェットを介しての交流、ネットに繋がりを求めての承認欲求など、今まさに子供たちのまわりではさまざまな問題が起きています。それを共感的にわかりやすくあっという間に提示してみせ、バーニーとロンとのちぐはぐだが温かい、きわめてアナログな交流を通して、真の友情とは何かを描き出す、ディズニーらしい脚本に脱帽です。
ただ、作品テーマはシンプルに胸に響いてくるので、会社経営者のいざこざはなくてもよかったかなとも感じました。そこだけちょっとテンポが落ちた気がします。また、終盤でクラスメイトが急にバーニーとの友情を取り戻すのですが、ここはもう少し丁寧に描いて欲しかったかなとも感じました。
折しも、日本中の子供たちに一人一台のPC端末が貸与されるようになりました。近い将来、似たようなことが起きるかもしれません。ネットに繋がりユーザーサービスに徹したガジェットがもてはやされる現代において、ロンはその対極の象徴として描かれます。ネットに繋がらない、会話もうまく成立しない、でもキュートで憎めない。そんなロンとバーニーの交流が、真の友情について考えるきっかけとなる本作。ぜひ多くの子供たちに、子供をもつ親たちに観てほしい良作です。
楽しい。
ちょっと前のシュガーラッシュに似ている、
今のデジタル社会をテーマにした映画で、
安心して楽しめる映画でした。
音楽もテンポも良く、悪者ってのもこれと言って
存在せず、ハッピーエンドで、何回も見たくなる感じで。
ロンがなんとも言えない可愛らしく、
とても良い映画でした。
友だちほしい?アブサロム
今年の7月、お星さまになった愛犬ロン。「お手」すらできないポンコツなヨークシャーテリアだったけど、食べ物を求めてすりよってきていたロンちゃん。ロンという名前を聞くだけで涙が溢れてくる。なので、最も泣けたのは観る前でした・・・
ご主人様の名前さえ覚えられなかったり、とんちんかんな返答をするポンコツ・ボット。主人公バーニーはロンちゃんの名前をそれほど連呼するわけでもなかったので、愛犬ロンのことはすっかり忘れてしまってました。
便利なAIの作品は最近多いけど、結局は機械に頼ることなかれといった内容が多い。今作ではむしろSNSで増えた友人ってのがミソで、その他にも監視社会への風刺も込められていた。そんな中でも“poop girl”としてバズってしまったサバンナちゃんが可愛くてとてもいい。そんなサバンナちゃんもかつては誕生会に来てくれてたんだな~幼い頃を思い出した。
ロボットの友情はハートウォーミング
子供はみんな持っているBボット。Bボットを介して遊んだり、友達を探したり。
ある日、主人公バーニーの元に通信機能のない不良品”ロン”がやってくる。
バーニーは何も設定されていないロンを友達にするために、友達の定義を教え始める。
子供向けパーソナルロボットの話だけど、基本的にSNSの話かな。
子供たちは常にSNS、SNS中心にできた友達、毎日気にするアクセス数、評判。
そしてBボットの開発会社はそこからあらゆるデータを吸い上げる。
ほぼほぼリアルな現状と同じことが描かれてる。
大感動って映画じゃないけど、まさにハートウォーミング。
温かい気持ちになれます。
「タイトルなし」
今年78本目。
映画の名前も調べず映画鑑賞。そう言う時にとんでもない作品に出会う事があります。1年に1、2本この映画を見るために生まれてきたと言う作品に出会えますが、今年のその1本。昨年だと「パラサイト」「鬼滅の刃」。スマホを超える物があるのか夢がある作品。
面白い。ストーリーが良いが、最後泣かせどころ欲しい。万人向け。オススメ。
情報、通信機能を兼ね備えた、相棒でもある「B ボット」中学生でも必需品でSNS等とも繋がり、子供たちはその虜だ。
立体的な描写も良いし、作り込みも綺麗。近未来にありそうな描写。
友人のいない主人公 が親から渡されたB ボット「ロン」それは、非正規ルートのもののためか、オンライン接続できず。制御不能のトンチンカン。
だがそこには、何もないところから始まる「友達作り」があった。1から作り上げていく楽しさ、トキには不具合による騒動もあるけれども、アナログ的に一生懸命だんだん情が通じ、信じられない自我を持ったポンコツロボットは、いなくてはならない主人公の友人になった。まあ現代のSNS全盛に一石を投じている。
最初のうちは笑っていた周囲も見る目が変わってゆく。
製造元では、不良品がトラブルを起こしたら体面にかかわるため回収、スクラップ処理に躍起
一度改修されてしまうが、書き換え前のプログラム求めて、いざ製造元本陣へ。
最後、主人公もう少し個体としての「ロン」と別れ惜しんで泣かせどころ欲しかった。
まあ子供はげーむもよいけども、時には自然と戯れる、アナログに触れるのも必要だよねぇ。
キャラクターカワユイのに公開2日目土曜夕方なのに大スクリーンで一桁の客。パンフレットは売っていないで不思議。
子供にも大人にもオススメ。もっと客入っても良い作品である。
つまらなくはないが面白くもない
ベイマックスの劣化コピーで感動がない薄っぺらい印象の映画です。
冒頭シーンの黒人CEOが子供のようで、まるで中高生の課題製作発表会かと本気で勘違いしました。
ま、序盤はそこそこ面白かったです。
中盤でダレて睡魔に襲わました。子供は寝てました。
終盤もそこそこ盛り上がるのですが、なんか強引な話の展開と、いい話にまとめようとしている感が気になってイマイチのめり込めませんでした。
ラストは感動もへったくれもない終わり方で、ベイマックス的なものを想像してたぶん肩透かしを喰らって、え?こんな展開なの?って感じでした。
子供の前で泣いてしまったら恥ずかしいなとか思っていたのですが、全くの杞憂に終わりました。
絵はさすがに綺麗です、ハイ。
声優陣は良かったです。主役の声優は子供の俳優さんだそうですが上手でした。
大人も観れる子供向けじゃない!
大人も観れる子供向けかと思ってましたが、子供も観れる大人向けでした。友達がいない子供が友達がいない子供を映画で観てしまったら、だいぶキツ過ぎませんか。友達がいない人は、そもそも親も変わっているという不文律をはっきり描いているのが凄い。アメリカに来た反共主義者ネタとか、子供が聞いてもなんのことかよく分からないはずだ。そんな、大人向けのユーモアがたっぷりで面白かった。
ロンのポンコツぶりが楽しいけど泣ける
劇場作品なのにパンフレット販売なし、アニメでの吹替強制で足して星一つ減。(実写なら1.5減)
それ以外はすごく良かったです。子供達みんな持っているAI搭載ロボはネットに繋がって持ち主の友達作りをするけれど、主人公が持っているロボは初期不良でネットに繋がらす、その為一つ一つ覚えていく必要があります。しかし基本システムすらダウンロードされていないのでロボット三原則なんてお構いなしで・・・というストーリー。こういう設定の時は思い切って滅茶苦茶やってくれると楽しく、その期待に見事に答えてくれました。最後の収め方も見事で、想定外に泣いてしまいました。関智一のロンはさすが(クレジット見るまで全く気づかず)でしたが、やはり字幕でどんな雰囲気だったのか観てみたかったです。
ロンはスマホの上位機種
よくある“ともだちロボット”物語なんだけど
何が違うって、あくまでも“スマホの上位機種”だって事。
SNSだったりマッチングアプリだったり。
その観点は面白い!
まーデザインが
ベイマックス×R2-D2×ろぼっ子ビートン
だけどね!
良き友情物語です。
もーちょい泣けたはずだけどなーとは
思いましたね!
ボットがなんともうまくバランス取れたかわいさ。
友達がいない男の子とポンコツボットの友情物語。SNSにがんじがらめな今の時代にピッタリな話だけど展開に目新しさは無かったかなー。こんな可愛いロボットが登場したらいいねー。
今週は意外にもこちらが本命枠かなぁ…?
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※ 10月24日 22時30分 ご指摘を受けて内容を変更
「ディズニー映画」→「FOX映画でディズニー供給」)
ありがとうございます。
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今年147本目(合計211本目)。
この映画、吹き替え版と字幕版があるのですが、先週の積み残し(先週は結構作品が多かった)とはいえ、吹き替え版ばっかりにするのはやめて欲しいです…(なんばパークスシネマさん)。字幕版で観たい人もいますので…。
まぁこのあたり、特に字幕版・吹き替え版が絡むものは、権利関係や吹き替え版に要した投下資金の回収という論点があるので、仕方なしかなぁ…とは思えます。
ディズニー供給ということもあり、やはりストーリーはわかりやすいです。最初の10分くらいで何をテーマにしたいのか、という点がはっきりする点などは、やはりさすがだなぁ…というところでしょうね。
一方で扱っている話題それ自体はお子さんでも理解できるものなのですが、この2021年ともなるとITネタがディズニー映画にまで登場して、クラウドだの人工知能だの何だのという話がかなり飛びます。極端にマニアックな知識や、知らないと理解できないわけではないですが(それだとお子さんが見に行けない…)、まぁ、最近は小学校でも簡単なパソコンはやっているらしいですし、クラウドも扱うんでしょうか…。
お話の筋自体はわかりやすい上に、どうしてもネタバレ要素を含みうるので(予告編からでもどうなるか予想がついてしまう)、そのあたりはまだ見られていない方も多いかなと思うので、そこは伏せておきます。
下記が気になったものの、大きな傷ではないと思うのでフルスコアにしています。
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(減点0.2)
・ 吹き替え版でみようと字幕版でみようと、街の看板などが翻訳されるされないは当然どちらも同じです。
主に出るのは主人公が通う学校や街の風景などですが、なぜか翻訳がまったくないところがあり(かつ、2人の友情を描くシーンの、いわゆる「友人どうしで互いに知りたいものリスト」みたいなものも大半翻訳されていない)、ディズニー供給映画という事情もあって、準1はいらないとしても2級程度はないと詰まります(かつ、なぜかしら関係代名詞ばっかり登場したりする)。
※ なお、語彙自体は子供向けという要素も含むディズニー供給映画という事情もあるので、どう頑張っても2級どまりの語彙しか出ないです。
この「翻訳されるべき部分が翻訳されておらず、大半を視聴者が読まないとわからなくなる」のは、程度問題でしょうが(正直、どうでも良い部分まで全部翻訳したら字幕だらけになってしまう)、肝心な部分(クラウドと書いたので、コンピュータに関することも出ますので、コンピュータ端末(サーバー端末)まで出ますが、それらも大半翻訳なし)の翻訳もなく、実質的に「2級はないときつい」状況はかなり続きます。
このあたり、子供向けという事情もあり、多くの方が見ることが容易に想定できるので、もう少し工夫が欲しかったです(7月か8月だったか、ディズニー供給映画で、アマゾンの奥地でお宝を探す趣旨の映画があったと思うのですが、あちらも翻訳抜けはあるとはいえ、大半は河川のシーンなので気にはならないが、こちらはそうはいかない)。
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ロン、かわいい~💕
予告編でロンに心を掴まれてしまって自分の意志でアニメ映画を初めて一人で見に行きました。かわい~、ロン💕たくさん笑って泣きました。
映画自体はカラフルで森や水も含めてとっても美しかった。それがエンディング・ロールはモノクロ!意識された色彩感覚が素晴らしい。
トム・ハンクスが出てた映画「ザ・サークル」を思い出しました。社員の志気を高めるためか株主総会か、あんな風にステージで照明キラキラでCEOみたいな立場の人が話すって普通なのかなあ?と思いました。ああいうのは何か怖さを感じる。
Auf Wiedersehen & Arrividerci、ロン!Aからだね!
ベストフレンド
ポンコツBボット。
友だちがいないバーニ少年とロンが出会う感動ものです
Bボットロンが発する言葉がおもしろくて
可笑しくて大いに笑った
少年とロボットのふれあいに感動して(涙)
とにかくロンの声が魅力的で
体が白く 目が丸くて可愛い!
大切なことをロンから教わった
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