ロン 僕のポンコツ・ボットのレビュー・感想・評価
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ロンがめちゃくちゃ可愛い(*¨*)
ロボットかぁ~どうしようかなぁと思ったけど、やっぱり見たくて映画館へ。
ふ、、、と不本意で何度も吹きました。
こんなにクスクス笑う映画があっただろうか…思った以上にロボットのロンの言い草やしぐさや表情が可愛くて、ストーリーにも何度もジーンとしました。
ロンが見たいのでもう一度行くかもw
デバイスに手伝ってもらう友達作りに若干の違和感
最近観た「アイの歌声を聴かせて」では人を幸せにするAIが登場し、本作ではオーナーの友達を作るロボット型デバイスが登場した。
この「友達を作る」という行為が興味深い。ネットに接続しオーナーのSNS登録情報や検索情報から趣味の合う友人を検索するというもの。「どこどこの娘さんがアニメ好きらしいのよ。あなた、アニメ好きだったわよね、絶対気が合うわよ」とお見合いを勧めてくる親戚のおばさんのようだ。でも、似たようなことを趣味にしていても、細かいカテゴリーやジャンルが違うと全く相容れないことがあるのだから友人や恋人作りは難しい。映画が趣味の人でも、アベンジャーズが好きな人とドキュメンタリー映画が好きな人が話を合わせるのは大変ってこと。趣味があまり合わなくても関係が続くこともあるところが友人関係の面白いところ。そんなことを考えてしまった。
さて、本作だが、ポンコツなBボット・ロンとバーニーのやり取りはなかなか面白いし、ロンの表情も豊かでかわいい。中盤に中だるみした感じはあるのだが、それなりに楽しめた。
ただ、人物のキャラデザインがあまり好きではないし、序盤のお父さんの行動にもモヤモヤしてしまう。そこらへんはスルーしないと観るのがしんどくなる映画ではあることは確かだ。
小学校低学年の子どもが字幕版を観てたけど、ちゃんと理解できたのか心配してしまった。でも、おしゃべりや物音を立てるわけでもなくおとなしくしていた鑑賞態度は立派。どんな感想だったのかが気になってしまった。
使い古された設定だからって
面白くないわけじゃないんですねー!いやーイメージとしてはベイマックスに似てるんですけど、これはかなり『友達』とは何なのかが良く考えられていると思います。憎たらしくてウザったいけど、それでもそばに居て欲しくて好きなままな友達がとてもリアルでした。特にちょっと喧嘩した時に別れて「ばいばーい!💢」と怒り気味に叫ぶのが本当に友達感満載でした。嫌いになったわけじゃないんだよなって。
そして、自分でも思うんですけどネットだけの繋がりってあんまり楽しく感じられない時があります。現実に戻されると「あーつまんねー」となります。外に出なくても『暇』が無くなる日が多くなったので、ネットはあっても現実も楽しく生きていきたいと思いました。
不器用だっていいじゃない
めちゃくちゃありがちな話で、展開も想像できそうな映画だけど、面白そうではあるのでそんなに期待せず鑑賞。最近この手の映画で面白い!と思えてないので、そろそろ当たりが欲しいところ。
こりゃ面白い!!
思ってた通りすごくシンプルでありがちな展開なんだけれども、色々と上手く出来ていてかなり楽しめました。
ネットや写真、通話にゲームなどさまざまな機能を持ちながら友達でいてくれるBボット。しかし、友達のいない少年の元に届いたのは不良品のBボットだった。
キャラクターの個性が分かりやすく描かれており、大雑把で適当な感じが作風にマッチ。おばあちゃんの大胆さやお父さんの不安定さ、そしてロンのポンコツさ。どれも映画映えして、ワクワクする。アメリカらしいなぁ、ふざけてるなぁ、と思いながらいつの間にか笑顔に。ファミリー映画ってこういうことだよね。
思った以上にやってくれる。
ポンコツ具合は度が過ぎる程でしつこいんだけど、何故か愛おしくて登場からすぐに好きになる。「はーい、アブサロム?」が頭から離れない。テンポのいい会話が続き常に笑える。ボコボコにするシーンは爽快だし、友達を作るシーンはなんだか癒される。非常に魅力的なキャラクターでした。
ストーリーには全くもって期待していなかったが、現代に通じるものがあり風刺的でなかなか良かった。いいねの欲しさ、視聴回数の欲しさ、知名度の欲しさ。自分のことばかりで周りが見えていない。本作では中学生がメインに描かれているが、大人になれば36時間社長のようになってしまう。伏線回収もしっかりあり、本筋もぶれることなく描き通し、ハッとなるシーンもあって大人でも十分に楽しめる映画だった。でも、大人よりも子どもに見て欲しい映画です。
てなわけで、終わりまで★3.5かなと思っていたけれども、エンドロールを見終わって★4.0に引き上げ。そう、エンドロールが最高に良かったんです。エンドロール大賞があれば本年度最優秀賞を差し上げたいです。内容については是非とも劇場で確認して欲しいのですが、始まりからうぉ!?と思わせる演出で鳥肌もの。そこからもひたすら長いクレジットを最後まで楽しませてくれる。こりゃ素晴らしいよ!ロン、大好き!!
あまりにも雑だったり、無理があったり、何故?と思う部分はあるものの、とても満足できた映画でした。
無理に欠点を探すのもお門違いかなと思ったので、べた褒めみたいになりましたが面白かった映画は面白かった!で終わらせようかなと笑
今年のアニメ映画のなかで1番好きでした!
トモダチって何?
可愛い
個人的に引っかかること
ディズニーアニメではなかった
よくあるSNS、動画サイト、GAFA系デジタルモバイル生活への批判ものに見えました。
ネットを通じて自分をよく見せることは疲弊するし、AIで趣味の一致した人間同士だけを引き合わせていくと世界が閉じて狭くなっていく。
もっと原始的で感情的かつ肉体的な、コミュニケーションこそが重要なんじゃないかと。
そのために、「スマホの機能を持ったロボット型デバイスBボット」を登場させ、主人公には「ネットワークに繋がらない故障したBボット」と組ませたという感じ。
よくできている部類ではあると思うものの、ディズニーの亜流っぽさ(劣化コピー感?)が強かった。
友情を語る部分は、どことなく『ベイマックス』っぽくもある。
ディズニーは配給なだけで、基本は20世紀FOX(20世紀アニメーション)と、ロックスミス・アニメーションDNEG、TSGエンターテインメントの制作って座組のようだった。
素晴らしい作品
久しぶりに良い作品を鑑賞することができた。
SNS社会への風刺とファンタジーが絶妙に調和した世界観に、とても可愛らしいロンと言うポンコツボット。
吹替と字幕どちらも鑑賞したが、ロンの声はベテラン声優の関智一が抜群に上手いと感じた。
実は最後のエンドロールまで気がつかなかった。それくらいロンと言うキャラクターにしっくりとハマっていた。プロの技とはこうゆう物なのだと度肝を抜かれた。
バーニーの声は子役の子でしょうか?
良い意味で玄人感が無く、バーニーの性格をよく引き出していたと思う。
ストーリーは多少なりとも強引と言うかご都合主義な部分はあるが、こういった作品にあまりリアリティを求めても意味がない。
それに友情の描写は現実世界でこそご都合主義で上手く回っている気がする。
ただただロンが愛おしくてたまらないが、なかなか興行が奮わないようで悲しい。
こういった素晴らしい作品がが埋もれて欲しくないなと思い、レビューの為に会員登録してしまうほど。
最近のディズニー配給のFOX作品はパンフレットも作られず、CMもあまり観ることもなく公開が終了していることが多く非常に残念だ。
ディズニーキャラクターとしてグッズさえ出せれば良いのか?と日本ディズニーへの不満が増してしまう。
ヨカッタ、、でも、、
テーマは「親はなくとも子は育つ」
主人公の少年バーニーは中学校で唯一AIロボットを持っていない少年でそれが原因でいじめられたり、邪険にされるなど孤独な状況にいた。バーニーの誕生日にひょんなことからロボットを手にするがそのロボットに損傷があった。バグだらけのAIロボットはバーニーの周りで問題を起こすが次第に理解するようになり、友達として認識していくバーニーだがBボットの開発会社は「ロン」の強制回収を始める。
声優の関智一さんが主人公のAIロボット「ロン」の吹き替えを担当していると知って、観に行きました。やはり「ネジが一本抜けている」という演技が抜群でとても面白かったです。ロンの声のトーンが一定で、怖いことを言ってもハスキーな声でしゃべっているとコメディチックに聞こえてしまい、殺人的行為がジョークに見えてしまう奇妙な光景でした。
実際観た感想は、完璧に子供向けの映画ではないですが、SNSの負の側面やハイテクビジネスの裏側が全面に描かれているのでそれなりに楽しめた。
特にバーニーが中学生ということもあって、幼馴染が離れて行ってしまうわびしい感覚や、流行に乗れない環境は思春期の子供にとって欠かせない過程を3Dアニメに落とし込んだところが良く、大人が説明しにくい事をうまく説明してくれた。
また、主人公を取り巻くキャラクターが個性が強すぎて引いてしまいましたが、バーニーがとにかく地味なのでロンをはじめ意識高い系の女子やバカッターに近い男子といった強烈な子供とうまいこと混ざり合っていた。
印象に残ったのは開発会社の追っ手から逃れるために森に逃げ込む。しかし、遭難してしまい、バーニーとロンが歩き回って、疲れ果てた時バーニーが発した言葉が「二人とも粗大ゴミだ」と張った瞬間。子供向けにしては残酷すぎた。
携帯がロボットになってもつまらない
シンデレラ城が出ないわけは、
友達って
小学生の息子と鑑賞。 いいね
ディストピア…?
終始、これが「いい話」とは、私にはどうしても思えなかった。
作り手があえて大人へのメッセージを織り込んでいるからなんだろうけど、正直「ファミリームービー」と呼ぶにはドキッとするシーン、子供には分かりにくいセリフや演出も多い。
周りの同調圧力と、SNSの評価至上主義に苦しめられる子供たち。
でも、映画は最終的にそこを克服する訳ではないので、おそらくこの物語のあと、子供たちはまた同じ苦しみを味わうんだろうな、と思ってしまう。
それがこれからの時代に生きる子供たちにとって当たり前に必要なリテラシーってことなのかな。
あの「ロン」を、主人公のバーニィが友達として受け入れていく流れもなぁ…
完全に「可愛い」に振り切ったデザインなのでカムフラージュされているけど、映画内でこのロボットが持つ意味って、結構ダークなものだとしか感じられなかった。
少なくともこの映画に関して「ロンが可愛い」を起点にしてる人は、ちゃんと起きていることを観たほうがいい。
この話には重大な誘導がある。
まあ、他のレビューでは褒めてる方が多い様なので、これからはこういうコミュニケーションこそ受け入れる時代になっていくなら、私自身もアップデートしなきゃいけないんだろうけど。
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