「【“天災ではない、人災だ・・”とタオ博士は言った・・("Double meaning"である・・)。ジェットコースターボルケーノパニックムービー。今作を観て、手に汗握るかどうかは貴方次第である・・。】」ボルケーノ・パーク NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【“天災ではない、人災だ・・”とタオ博士は言った・・("Double meaning"である・・)。ジェットコースターボルケーノパニックムービー。今作を観て、手に汗握るかどうかは貴方次第である・・。】
◆”え、公開三日目なのに、映画.comのレビュー件数は、これだけですか!”
と、いささかの不安を抱えながら劇場へ。
<Caution 以下、一部ネタバレあり・・。>
■簡単で、一部無駄に詳細な粗筋
・タオ博士は、妻と幼い娘シャオモンと活火山である「天火島」で火山調査をしていた。その最中、突然の噴火による火砕流に巻き込まれ、妻は亡くなってしまう。タオ博士と、シャオモンは吹き飛ばされるが、辛うじて生き残る。
そして、20年が過ぎ・・、シャオモンはハリス博士(ジェイソン・アイザックス:悪人なのか、善人なのか不思議なスタンスの人物を演じたら、天下3品。最近では「ホテル・ムンバイ」で演じた尊大な態度のセクハラ親父だが、命を懸けてテロリストに立ち向かったワシリー役が印象的である。)が作った天火島のテーマパークで、火山学者として、働いている・・。
・成長したシャオモン(ハンナ・クィンリヴァン)は母が亡くなった理由は、父のせいでもあると反発している(らしい・・)
・ハリス博士は”借金返済中”で、無理してテーマパークを作った(らしい・・。)
-大体、噴火後20年で、活火山の真上にテーマパークって、作れるわけ無いじゃない・・。じゃなかった、作れそうですね・・。あの危機管理能力の高いお国ならば・・。ー
◆で、案の定、火山大噴火! 逃げ惑う観客。ドッカンドッカン降り注ぐ雨霰じゃなかった、火山弾。
- ”世界で一番安全な場所” から一転して地獄絵図である。
”「朱雀システム」で予兆出来なかったのかい?” などと、軽く突っ込みながら、鑑賞続行。ー
・ハリス博士、いきなり善人になって・・幼き娘を救い・・。
- ジェイソン・アイザックスも”俺、何役だっけ?”と思いながら(想像です)大活躍。-
・並走するスカイモノレールからの、両手両足を掴まれての、命懸けの隣のモノレールへの振り子ダイブ・・。
- あれは、嫌だなあ・・。一人、支柱に激突したじゃない・・。と思ったら、まさかの”御柱落とし By 諏訪神社”で、無事生還・・。”振り子ダイブ要らなかったじゃないか!”-
・まだまだ追って来る、溶岩流。
逃げるシャオモン&タオ博士&チアワイとチュンナン&ハリス博士の奥さん。
- ふと、思い出したが ”チュンナン君、火山湖底でチアワイにプロポーズするのはロマンティックではあるが、危険だから、止めるように!”
あと、”チアワイさん、溶岩流が流れ込んでいる村に、末期のおじいさんに会いに行く心意気は買うが、危険すぎるから思い留まるように・・。”-
・で、彼らの乗ったSUVは溶岩流に嵌ってしまい・・。
- 粘性の高い溶岩流で良かった、良かった・・。チュンナン君のサバイバル魂溢れた鉤フック投げと、背走ドライヴィングテクニックは良かったよ。-
・逃げる際中、渡っていた橋に火山弾がぶち当たり、一人火山側に残される、タオ博士。
”親子の涙の別れ橋・・”って、どちら側にも火山弾、ドッカンドッカン振ってるじゃないか! あと、火砕流はあれ位の幅は軽く乗り越えてくるぞ!
などと突っ込みながら、楽しく鑑賞続行。
火砕流に飲み込まれるタオ博士・・。
<突っ込みどころ満載ではあるが、火山弾の迫力、”観客の涙を無理やり引き出そうとする”演出。
そして、タオ博士の「朱雀システム」を漸くキチンと活用したサバイバル術なども楽しく鑑賞した作品。
”寛容な心持ち”の時に見ることをお勧めしたい作品でもある。
が、一点だけ。
ラストのテロップは余分である。”大体なあ・・、いや、止めておこう・・。”>
NOBUさんへ
ラストのテロップが英語なんですよね。海外上映で、これを中国人に言われてもねぇ、ってのはありますが。ま。そこは中共は中共、民間は民間なんでw