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コケシ・セレナーデのレビュー・感想・評価
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コロナへの挑戦
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コロナ禍で仕事のなくなった作曲家の桜井大輔(片山大輔)を励まそうと一計を案じた妻桜井萌々花(佐藤萌々花)のコケシを使ったホラータッチの音楽コメディ映画。
どういう訳か妻がコケシにハマって沼状態、しかもコケシが夜中に勝手に移動したりふとんに潜ってくる、時代錯誤の祈祷師を呼んでお祓い、なんと祈祷料は20万円、コロナの給付金を当て込んだ詐欺師もどき。コケシが暴れたり襲ってくるわけでもないからホラーと呼ぶには陳腐過ぎるが不可思議さでそれっぽい味は出しています。大量のコケシは片山の母親の収集品、可愛い犬や猫も片山家のペットたち、劇中歌は片山さんの作曲と片山づくしのコケシ映画でした。妙な励ましでしたがコケシに勇気をもらって新しい作曲を始めてコロナ禍を克服、めでたしめでたし。
冒頭のグレンミラーの「ムーンライトセレナーデ」、エンディングの「いつか王子様が」は良かったがオリジナル曲は今一好みではありませんでした大輔、萌々花は大阪音楽大学短期大学の同級生で息はぴったりでしたが演技は素人レベルなので過度な感情表現の演出でごまかしていましたね、まあ、自主製作映画のレベルなので評価は人それぞれでしょう。
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