ハッピー・バースデー 家族のいる時間のレビュー・感想・評価
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穏やかな喜劇かと思いきや、家族間の確執や企みが露わに
影響力の強い高齢の母親のもとに、子らがそれぞれの家族やパートナーを連れて集まるという設定では、昨年4月公開のイザベル・ユペール主演作「ポルトガル、夏の終わり」が記憶に新しい。あるいは精神に問題を抱えた人物が久しぶりに家族のもとに帰ってきて波紋を広げるという展開は、アン・ハサウェイ主演作「レイチェルの結婚」や、ジュリア・ロバーツが母親役の「ベン・イズ・バック」を想起させる。「ハッピー・バースデー 家族のいる時間」という題やいかにも家族団らん風のキービジュアルから、楽しげな家族劇と早合点してはいけない。先に挙げた3作品のように、家族間の積年の確執、隠し事や企みが次第に明らかになり、観客もはらはらと気をもみ、似たような経験があればキリキリと胃が痛むといった案配だ。
監督・脚本のセドリック・カーンが長男を演じていることに加え、長女役の女優、次男役の俳優(いい歳して映画監督志望という設定)もそれぞれ監督業もこなすというから、かなり作為的なキャスティング。孫娘が少年たちを従えて披露する劇中劇の扱いも含め、「演じるという行為」と「家族と関わること」の類似性を示唆する意図を感じた。
色々ある
誕生日おめでとう…?💦
贔屓にしてるスターチャンネル・ムービーではありましたが
ややの期待外れ…
母親であるアンドレア70歳の誕生日に消息不明だった長女が現れ誕生会は大混乱に陥って行く…
まっ、人様の家族トラブルなんてどうでもいいんですけど😅
「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」一家がお馴染みな私にはひたすら息苦しく面倒くさいだけで「こんな誕生日やだ!」と思うのみ…
「渡鬼」の岡倉家でも1日にこんだけの騒ぎは無かろう💦
自分の子供達のトラブルさえも他人事の様に
バースデーケーキを前に飄々としてるアンドレア…演じる大御所ドヌーブさんのしらっっと感は素晴らしかったですけどね!
唯一まともに育った長男家族(特に無垢な息子達)が救いではありましたね😁
好きじゃないや
【家族のこと】
騒々しく、カメラのアングルはどんどん変わる。
だが、これは小津安二郎へのオマージュだと、僕は思う。
映画を制作しているというロマンが、小津安二郎の話題を持ち出すこともそうだが、やはり、家族の関係がテーマになっているからだ。
そう、小津安二郎の描いた日本の家族に対して、フランスの現代の家族像だ。
映画は見ての通りだ。
あれが、フランスの典型的な家族だとは思わない。
しかし、そこかしこに、きっとあるであろう家族の関係や問題を映画に散りばめているのだ。
戦後とは異なり、日本も欧米化して個人主義的なところが増えたと考えると、多かれ少なかれ、大なり小なり、こうした家族の関係や問題は、僕達にもあるのではないか。
主要な家族の一人ひとりのバックグラウンドを伺い知りながら、ロマンは…、ヴァンサンは…、ラミは…、こう考えるだろうなとか、クレールは…このように行動するだろうなとか、そして、翻弄されることなしに落ち着いて行動しているように見えるカトリーヌ・ドヌーヴ演じるアンドレアの気持ちを考えながら、僕達は、映画を眺めることになる。
しかし。この作品は、結論を示さず、僕達に考える余地を与え、想像力を要求する構成にもなっている。
なぜなら、それが、家族が続いていくということだからだ。
考え続けると言うことだからだ。
好き嫌いは別にして、そういう余韻が残る作品だ。
僕は好きな作品だ。
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