アイの歌声を聴かせてのレビュー・感想・評価
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涙、涙。
ここ最近みたアニメの中で一番泣けた作品でした。
画も可愛いし主人公も可愛くて。
太鳳ちゃんの声や歌声も柔らかくって主人公に合っていて、癒される声でした。
メロディーも良くて聴いているうちに大好きになりました。
残念だったのは、太鳳ちゃんの歌声がキンキン聴こえたことと、高音が出ていなかった。
キンキンは録音時調整できなかったのかな、と。
高音出ていなかったのはご多忙だし、しょうがないのかなと思いつつ、素敵な歌声だっただけに気になってしまいました。
とはいえ内容は本当に素敵。後半は泣きっぱなしでした。
上映最後にみたのでもっと早くみればよかったと後悔しました。
ストーリー的に難しいとは思いますが続編がみたいです。
皆さんの評価納得、細かいですが☆4以上、4.3のイメージでした。
土屋太鳳さんの歌声に感動した!
タイトルと設定から内容が類推できる人にこそおすすめ
この手に映画には現実的ではないAIが暴走するシーンにおいて、
そんなアホな、、、と辟易することがあるものです。
この映画も最初はそのような出だしでした。
どんな感動的な伏線を張ろうと、どんないいシーンをかもしだそうと、
序盤に来る破天荒なシーンが脳裏から離れずに、
「こんないいシーンをしているけど、あいつ、こんな真似をしていたんだよな…」
と思ってシラけてしまうのです。
違いました。
たしかに破天荒なシーンはありました。
それがずっと脳裏から離れませんでした。
どんなに健気な姿を見せようとも「でもこいつあんな真似したんだよな」と、いつもの通りにシラけた気分でした。
「でもこいつ」ではなかった。
「だからこいつ」でした。
ひねくれていたからこそ、ぶっすりと突き刺さりました。
おそらくマニアックなまま消えていく作品なのかもしれませんが、
なるべくこの映画をいろいろな人に見てほしいです。
ボロ泣きしました
丁寧につくられたミュージカル風アニメーション
本作はAIが発達して多くのところにAIが取り入れられつつある
近未来的な社会が舞台となっている
ここで、AI企業が極秘にAIロボット「シオン」を
学校で人間と共同生活をさせるというプロジェクトを開始する
ストーリー的にはちょっとご都合主義的なものが多い部分もあるように思う
例えば、AI企業で働く母親をもつサトミはシオンが出てきてすぐ
シオンが母親の会社が送り込んだAIということに
早く気づきすぎて、察しがよすぎる感じがするのが目に付く
ミュージカルシーンは
シオンが突然歌いだすことによってミュージカルっぽくなってくる
映像は丁寧でつくられた感じがするし
声優にも個人的には違和感がなかったと思う
ただ、シオンが他のAIを統率しているっぽいところとか
あとは機会マニア高校生トウマとかは
どこまで現実的かはわかりません
後半でシオンが予定外の行動をしたとして
回収されてしまい、そこで西城などの「イヤな大人たち」との
対立をすることになるが
そこらへんはAIの暴走を危惧する大人の意見というのもわかるが
ここら辺の展開もご都合主義に感じるが
全体的に丁寧につくられたアニメだと思う
ちなみにカズレーザーが声優として
出演していたらしいですが、まったくわからなかったです
起承転結がしっかりしていてわかりやすい。
本当によかった
おすすめされて観てきました。
途中まで予測できそうな展開だったけど、後半は予想外でした。
世界観は田舎と未来が融合されたような感じがノスタルジックさもありよかった。
「会いたい」パワーに涙する。
正しい青春映画な気がした。まさにアイドル映画の模範にすべきストーリーテリングとアイデアがいっぱい。
AIという題材に新鮮味はないけれど、それが一歩か二歩観に行くスピードを遠ざけたけど、そうかそういう仕掛けか、という「見守り続ける」という胸熱な落としどころで涙する。バックアップされた長い年月の溢れんばかりの画像の積み重ねに涙する。実態のない生まれた人工知能が幽霊のように彷徨って再び舞い降りて、大好きな女の子(!)のもとにやってくる。まあ男だったらキモい話なんだけど、まあ、AIなので性別はどっちでもいいんだけど、とりあえず女の子が、大好きな女の子に会う、この「会いたい!」というパワーは映画的なんだな、と素直に思った。ポニョとかね。
しかも土屋太鳳。これはある意味寓意でもある、かと。
王道ストーリーとミュージカルの融合作!
ミュージカル憧れ
月がとても重要なモチーフのように使われるのですが、満月の日には月が見えなくなるって知らないの?
満月の美しさって他の煌めきを潰すくらいの強さがあることなのに、あえて満点の星空に満月を浮かべることに意味を持たせたのかな?
物理法則を捻じ曲げるなら、ちゃんと意味を付けてほしい
アニメ映画「SING」の月表現(歌詞×背景の月)を監督は観たことがなかったのかな?
ちゃんと英語歌詞で聴いたら意味がわかります
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ミュージカル部分は良かった
良かったのだけど、歌う→解決ばかりで失敗らしい失敗がなく、物語全体がずっとワチャワチャしてるだけでエンターテイメントになってない
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自己成長するAIを作ったのは男の子なんだけど、その基を作った母親もでてくるから、AIの成長が誰のおかげなのかブレちゃってるんだよね
悪いことではないので、色んな人への感謝で誤魔化しているけど、本筋が分からなくなっている
私は分からない
男の子、超天才プログラマーなんだけど、本当に日本ってプログラマーの理解が乏しくて可哀想になる
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Hello WorldやFreeguy、SINGを再度観たくなりました。
土屋太鳳
共感しにくい
「声優さん」
映画館で見て良かった
まずこの映画、ミュージカル要素があるので音響設備が整ってる映画館で見るのが超おすすめです!
世界観がloT機器もりもりの超ユビキタス社会なのに昭和チックな家に住んでたり、田んぼの真ん中にエレクトロニクス会社のでっかいツインタワービルがどん!と立ってたり、一見矛盾しがちな近未来×田舎×現代の生活様式が絶妙に混ざり合っててめちゃくちゃ好みでした!
秘密裏の実験として転校してきたAIシオンと過ごす5日間の物語です!主人公を含める個性豊かな5人の高校生がシオンを通じて繰り広げる群像劇でありながら起承転結がはっきりしており、テンポよく進むので2時間があっという間に感じました!
ただ後味スッキリの青春グラフティではなく、ミュージカル要素に加え、AIと人間の境界が曖昧で「AIの考える幸せとは」みたいなメッセージ性や数々の伏線回収なども盛り込まれておりとても見応えのある作品だと思いました!
多分これが好きな人は「VIVI」も好きなはず!!「VIVI」が好きな人はこの映画も好きなはず!!両方知らない人はこの映画だけでも観てみましょう!後悔はしないと思います!!!
予想を遥かに超えて楽しめたミュージカルアニメーション
他の映画上映前に流れている予告編を観ても正直そんなに興味をそそられなかったんですが、実際に公開されると、これがめちゃくちゃ評判が良い。しかも、普段から映画を観ているような映画ファンからの評価も非常に高く、正直予想外でした。その高い評価に押されて遅ればせながら鑑賞しました。
結論、めっっっっちゃ良かった。予想の遥か上を行く最高のミュージカルアニメーションでした。「予告編だけ見て映画の評価を決めてはいけない」というのは『羅小黒戦記』と『花束みたいな恋をした』で学んでいたつもりだったのに……、迂闊でした。
AIのシオンと、それぞれ何かしらの悩みや葛藤を抱いている高校生たちを描いた青春群像劇。AIロボットなどの近未来的なSF設定が多くあり、その描写も結構観ていて面白いですね。映像が何より素晴らしいし、作画も良くてキャラクターたちがぬるぬる動く。ミュージカルシーンのリップシンクも完璧。意外と序盤から細かい小ネタや伏線が散りばめられているところからも、ストーリーがかなり練りこまれて作られているのが伝わってきて感動しました。
こんなに面白い映画なのに、なんかイマイチで盛り上がってない印象ですね。アニメファンと映画ファンの中でだけ話題になってて、『鬼滅の刃』や『竜とそばかすの姫』と比べると普段映画を観ない層へ全く浸透していないように感じます。こんなに丁寧に作られていてエンタメ性も高い映画なんだから、もう少し話題になってもいい気がするんだけどなぁ……世知辛いのじゃ~。
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世界的IT企業の星間エレクトロニクスの敏腕研究者を母に持つサトミ(福原遥)は、真面目な性格や過去に起こしたトラブルで”告げ口姫”というあだ名をつけられ、クラスの中で浮いてしまっていた。ある日、偶然に母親の「人工知能(AI)を搭載した人型ロボット」の研究資料を発見する。サトミが通う高校に転校してきたシオン(土屋太鳳)がその人型ロボットであった。サトミの幸せのために行動するシオンによって、サトミやクラスメイト達との関係にも変化が生まれてくる。
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某レビュアーさんが「ミュージカル映画にありがちな『突然歌いだす違和感』を、シオンが『ポンコツAIであるが故の違和感』と結び付けて描いているのが良い」とおっしゃっていて、「なるほど」と納得しました。「突然歌いだすのはおかしい」というのはミュージカル映画にはありがちな批判ですが、本作ではシオンが突然歌いだすことに対して他のキャラクターたちも違和感を感じており、それ故に人間とは異なるAIのシオンの常識から逸脱した思考が読み取れるようになっています。
ストーリーも非常によかった。クラスメイトたちがそれぞれ抱える悩みや葛藤がシオンの活躍によって解消されていくという群像劇のような内容になっており、これが青春モノとしても非常に楽しめます。青春群像劇の勘所をしっかり押さえた間違いない内容になっています。尚且つ伏線回収などの要素もあって、脚本がしっかり作りこまれているのが分かります。
そしてアニメ映画の重要な要素でもある「作画」。これも本当に良かったですね。
特にミュージカルシーンでは歌とキャラクターの口の動きのシンクロ(リップシンク)が完璧であるが故に観ていて気持ちが良いんです。ディズニーミュージカル作品などではこのリップシンクが綿密に作りこまれていて、これが観客の没入感を促進させていると思うんですけど、本作もそこはかなりこだわって作画されていたように見えました。
そして声優も良かった。
現代のアニメ映画はどうしても主演キャラクターたちがテレビで活躍している俳優さんや女優さんが演じることが多く、本作も例に漏れず土屋太鳳さんや福原遥さんなどの旬の俳優さんがメインキャラを演じています。プロの声優じゃないので「声合わないな」と感じて映画鑑賞のノイズになることも多いタレント声優の起用ですが、本作に出演されていた方々は皆さん演技がお上手だったので全く気になりませんでした。パンフレットを読むと「収録時には参考としてプロの声優さんが演じた音源が準備されていた」と土屋太鳳さんがインタビューで答えていたので、それが演技に大きく影響したんじゃないかと思います。
本当に素晴らしいミュージカル映画でした。こういうこだわりが見える映画は大好きですので、もっとたくさんの方に観てほしいですね。オススメです!!!!!!!!
何はともあれ、面白くはあった。
通常スクリーンで鑑賞。
作画などアニメーションとしての出来映えは丁寧に作ったという感じがしました。
CG感が少ない自分好みの絵柄で好感度がありました。
ストーリーもなかなか面白い展開で全編通して飽きることなく見れました。
問題はやはりAIについての題材ですね、細かい所は、近未来、きっとこんなとこにAIがって感じさせる現実感があるシーンが沢山あり物語に吸い寄せられる一方、詩音のキャラ的にほんとにAIがこんな所作をするだろうかとか(歌も含め)、周囲の機材をコントロールできちゃうのかとか、そして、AIにそもそも幸せという概念が、という所に来るとこの物語が面白いのか、恐ろしいのか解らなくなってきます。見る人によってはこの物語中の大人の様にAIを危険視することもあるのでは。
もしその点を問いかけてるんだとしたら大変深い映画と言えるのですが・・・。
ちょっと中途半端にミュージカルぽいのが違和感ありましたが、楽しめたとは思います。
印象が何につけて良いか迷いますね。
物寂しさを抱えている時に寄り添ってくれる人がいる幸せ、大胆な世界も悪くない
観ようか悩むくらいだったが、口コミに押されて駆け込み。憂鬱な感情を吹き飛ばすドラマティックな展開とAIの多角的な視野を含んだ世界観に魅了された。
転校生はポンコツAIでした…という予告編は沢山観たけど、認知される所からスタートするとは。サトミを初めとしたクラスメイトがAIであることを知りながら隠し通していくことが1つのミッション。そんな所から始まるが、ホントにポンコツ(笑)。周りを考えず突っ込んでいく姿は呆れてしまうが、見離せないのはその研究者が母であること。よって、サトミは必死に押し通そうとする。そうした解れを設定で崩さないことで、役割を全うするため駆け回るシオンの姿に愛着が湧く。
この作品におけるAI描写も、なかなか近未来でありながら、さほど遠くさせないのが良い。あらゆる"便利"を向上させていることと、実験都市的な要素を含んでいることを推測させる街が舞台。だからちょっと先の時代を予感させ、非現実的に感じさせない。一貫して、生活に寄り添うことの可能性と危険性を両面的に魅せる。それでいながらアニメらしいアプローチで描き切るのだから、なかなか上手いと思わせる。
そんなシオンを演じたのは土屋太鳳。最初はミュージカル映画っぽくなるのかなと思ったが、全然違くて良かった。喋り方に畳み掛けるような間、そして伸びやかな歌声…。全てがマッチしている。さらに、サトミを演じる福原遥もハマっている。工藤阿須加もいい抜け感で良かった。そこに声優が層を厚くすることで、アニメ映画としてのクオリティを高めている。アニメ好きを唸らせる理由は、こうしたキャスティングの上手さも一理あるはずだ。
本作の監督の作品はこういう大胆な世界観のモノが多そうでなかなか興味深い。機会があったら観てみたい。そして何より、原作と脚本、監督と重層的に仕事をしたからこそ出したかった色を出せているように思う。今年のアニメの良作の1つに加えたくなる1本。
近い将来の起こりうる現実?
最初しおんの幸せ?押し付けがウザかったが、その理由が分かると納得。登場人物の悩みや恋を歌で若干強引に解決するのはそこまで入り込めなかったかな。
空気の読まなさは逆にAIっぽくてよかったが、そもそもAI法?ギリギリで、かつあそこまで不自然、かつ危険な機器を未承認で学校に送り込むこと自体これまた現実的でないし、主人公の母親も半ばギャンブル的に推し進めて予想できたであろう結果をあそこまで落ち込んだり、子どものせいにするとか自己中すぎてちょっと引いた🤏。死人が出なかっただけよかったというレベル。
また実際AIが自己認知を持ってデジタル機器を操ったり、移動するのは若干恐怖でもあるし、現実問題そんなガバガバなセキュリティだと実用化されないんじゃないかとも思った。でもシンギャラリティや自動運転による事故や暴走、AIの人格権も含め、そう遠くない未来にはこれらの問題は起こりうるので、そういうことを考えるきっかけになってよかったのかなとも思う。
全体的には歌も下手すぎず上手すぎずで、心地よく聞けたし、ストーリーも細かいところに目を瞑れば面白かった。
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