アイの歌声を聴かせてのレビュー・感想・評価
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嬉しい驚き
試写会で観賞済みです。正直全く期待していませんでした。福原さんは声優と言っても良い程に経験がありますが、土屋太鳳さんはたぶん片手で数える位だと思いますし、以前観た洋画の吹替が合っていなかったので、今回も期待薄でした。ただ上映が始まるとどんどん引き込まれて、終わってみると土屋太鳳さんが起用された理由がよく理解出来ました。土屋太鳳さん演じるシオンが本当に魅力的で、帰りに直ぐムビチケ購入しました。タレントの起用が悪いのでは無く、起用意図や演出が如何に大事かを感じました。
ストーリー自体も観た後に爽やかな気持ちになれる作品です。街並みやキャラクターの表情も細部まで丁寧で、何度観ても新たな発見がありそうな気がします。あと最大の売りであろう土屋太鳳さんの歌声も驚いたというか、今は俳優、女優さんも歌う事は珍しくは無いですが、「この人が唄うから良い」と思える稀有な存在だと思いました。誰でも、性別、年齢問わずに楽しめる作品だと思います。
感情移入
試写会に当選したので、前情報は何も入れず少女アニメなのかなと言う感じで、それほど期待しないで見たら、上映が始まりこのアニメでこのテーマ! と想定しない展開だったが大人でも十分に楽しめると思うし、友情や恋愛も含まれた青春系のストーリーだったが、斬新で非常に面白かった。
これから見る方は、余り前情報入れないで見た方が良いと思うので、ネタバレになるキーワードは書かないが、こうした対象の主人公に人(つまり作品の中のひとたち)が本気で感情移入しているのをみて、そして自分自身も感情移入出来ているのを感じて、こう言う対象が現実になってゆく世の中においても人は本気で感情を傾けられるのだ、ということの気づきと未来へのちょっとした希望を感じたし、あり得るかなと思った。実写よりアニメの方がこのテーマを表現するのに適していてとも感じた。いい意味で考えさせられた。
試写会の最後にオンラインで監督と中継で話を聞いたが、作品にかける思いはかなり伝わって来た。このテーマに長い時間真剣に向き合われたことは感じたし、ストーリーの出来からもそう感じた。また監督も言われていたが、主人公の声優の歌に賭ける熱意もこの作品を作り上げているが、1人でシーンが違うところでも、それぞれの状況に応じた歌はこの作品の大事な部分になっていて、見応えにもつながっている。
観賞後に聞いた監督の話の中で、登場人物が家の中で使う持ち物の色の話とか、作品の中に出てくるカレンダーやスマホの中のフォントにもこだわった話とか、作品の中に流し込むショートストーリーまでちゃんと作り込んだ話など、本気度が伝わって来て、今度はそう言う面を楽しむためにもう一度見ても良いかなと感じた。
いい意味で騙されました
試写会で拝見。
面白かったぞ、チクショー騙された!
前半は悶絶しそうに気恥ずかしい、ミュージカル&青春ものの展開。
ディ◯ニーじゃないけど、ディ◯ニープリンセスの映画をベースにしてるし。
尻が痒くなるレベル。
大丈夫なのコレ、と「?クエスチョンマーク」だらけで観続けていて……
2/3まで「予告編からの推測どおりで終わっちゃうのかなぁ」と思わせといて、見事に騙されました。
脚本的なひねりにやられました。
時間と想いと夢の詰まった素敵なお話に転換し、ラストあたりは大好きな直球の「SFジュブナイル」展開に。
(敵対する人間への仕打ちがあれでいいのか?という部分はあったが)
出てくる自律ロボ系のメカデザインも、現実にありそうでいてカッコいい!
エンドロールで明貴美加さんの名前を見て、膝を叩きました。
音響が素晴らしいので、スピーカーシステムのしっかりしたスクリーンで観ることをお勧めします。
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