劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族のレビュー・感想・評価
全33件中、1~20件目を表示
ねこ大好き
テレビ放送もよく観ている。岩合さんは、本当に至近距離で、猫の自然な表情を捉えるのがうまい。観察をじゅうぶんにした上で、どこからカメラを向けるか、周到に計算している。美しく見応えのある映像だった。
中村倫也くんのナレーションも心地よい。んー、いいお声。
にゃーにゃーにゃーの日のBS松竹東急の放送を鑑賞。
ネコドキュメンタリー。北海道とミャンマー。特に何が起こるでもない。...
ネコドキュメンタリー。北海道とミャンマー。特に何が起こるでもない。すごい高評価だ。みんなネコに癒されるのかな。
あまりにほのぼのとした雰囲気、劇場で見ていたら私は間違いなく寝子になっていたであろう(笑)
高い所を歩く猫達を見て、マル・ウォルドロンのCatwalkを思い出した。
猫の姿を見るのは、大好きである。だから、この映画も期待して見た。だから、嫌いではない。
しかし、
猫の日常を通して、その仕しぐさ等で、見ている人間を癒そうと言う事だろうが、僕はこの映画を見て、人間の存在なくは生きられない猫達の悲しさがあると思った。この映画では、閉ざされた世界でしか、猫達は生活出来ないわけだから、一番考えられる事は近親交配の事である。言うまでもなく、猫達には終末な世界なのだと僕は考える。
猫のしぐさを見て、単純に癒やされてはいけないと僕は思うが。確かに猫達は可愛いが、撮影されたミャンマーは軍事政権が支配している。人間の未来も危ういわけだから、猫達の未来も同じ事だと思う。
猫の共同保育
岩合光昭が描く猫家族の世界。牛舎で育つ見事な猫の共同保育。守りたい者のためにケンカする事もある。わずか20m離れた親牛牛舎と小牛牛舎でボスが違うんだね。猫ファンが観ると面白いのかな? 可愛いと言えばまあ可愛いものの犬派では特に感じないね。
これぞ岩合ワールド!文句なしの猫ドキュメント。
動物写真家でお馴染みの岩合光昭さんといえば、NHKBS世界ネコ歩きでお馴染みの監督だが、昨年映画を撮られたが、やはり岩合さんといえば、ドキュメント。日本とミャンマーを舞台にしたが、猫の家族をテーマにした今回の作品も素晴らしい。猫に寄り添って、猫の気持ちになって寄り添う岩合さんの姿に心打たれた。猫たちの生き方、猫の家族愛、あるがままに生きてほしい岩合さんの姿、メッセージは今のコロナ禍だからこそ。私は猫は飼っていないが猫好きなので猫好きの方はぜひおすすめしたいドキュメント。満点をあげたいが、最後の座談会は余計でむしろ岩合さんのメッセージだけでも良かった。また、女性司会者のなぜあるがままにをつけたかの質問はそれぐらい映画パーソナリティーなら分からなきゃ駄目と言うことでマイナス0.5減点にしたが4.5点。猫好き、猫を見て精神的な癒しになってくれる素晴らしいドキュメントで合格です。
猫も人も国もみんなに春よ、来い。
なかなか春が来そうでこない。そんな季節でございます。
さて緊急事態戦は3月7日までですがどうなるのでしょうか?私達にいつワクチンは回ってくるのでしょうか?
具体的には言いませんがある組織が緊急事態なのかなあと感じます。偉い人たちです。
この映画が楽しめる人は猫好きな方とナレーションを担当した中村倫也さんのファンの方。私は両方ですのでとても楽しかった。さて全く関係ない話しから始めます。
私はバナナマンのファンです、現在地上波のレギュラーが11本、設楽さんのみが2本。流石に全部は見られないのですが、気付くと見ている。朝から晩まで。
乃木坂46が好きになったのもバナナマンが司会の「乃木坂工事中」を見ていたからだ。バナナマンの二人は公式お兄さん。
私の推しメンは斎藤飛鳥さん。とにかく顔が小さい美少女だ。文学少女でも有り読者家。お父さんは日本人、お母さんはミャンマー人だ。ハーフは今は普通だね。
さて、ここで唐突に中村倫也さんの話しになります。実は嫌いだったんです。理由は単純。朝ドラ「半分青い」で鈴愛を突き飛ばしたからだ。
いやお前の頭、単純過ぎ❗️
3年前くらいです。設楽さんがMCのノンストップを見ていました。年末だったのでタレントさんが個人的な3大ニュースを発表するという企画をやっていました。
そこに中村倫也さんがビデオで出ていました。個人的な3大ニュースを発表します。
第3位 ノンストップにビデオで出演した。
第2位 バナナマンのライブでグッズ売り場に並んだ。
いよいよ1位の発表です。
第1位 設楽さんにご飯を奢って貰った。
いや番組MCに思いっきり媚びるってのは、まま、あるけどガチだ。ガチのバナナオタ。中村倫也さんに比べるとと私なんぞ、あまちゃんだ。十分の一青い。おみそれしました。しかもバナナマンのTシャツまで仕込んでいやがる!どんだけだよ!
そして気付くと中村倫也さんが好きになっていた。自分が好きなものや人が他者が好きだと運命を感じて好きになってしまう。
お前の頭、単純の1兆倍‼️
大変失礼致しました。枕は終わりです。ここから映画の感想です。ドキュメンタリーなんですがネタバレが含まれる可能性が有ります。
物語は北海道の牧場から始まります。仔牛牛舎はゴッドマザー チャカスケ(♀)を中心に娘猫、孫猫、20猫以上の大ファミリーです。全員で共同保育をしています。
もちろん、仔牛たちとも大の仲良し。
あれ?私もこのファミリーにいたよ。多分。
ある日の事、チャカスケはパトロール中に一匹の猫に遭遇します。親牛牛舎のボス格ヒメ(♀)です。一瞬の静寂。そして凄絶な戦いが始まります。お互いに守るべきものがあります。文字通り・・・
キャット ファイト❗️
ヒメにも大切な存在があるのです。
そしてもうひとつの猫の家族の物語。アジアのある国です。唐突ですが替え歌をします。
♫ 父の名前は エーワー 母の名前はメーワー
家族4人でミャンマーだ
みんなで仲良くミャンマーだ
はい。ミャンマーの猫の4人家族の話しです。シャンレー湖の水上村の猫。息子はグェ 娘はシュエ。猫は散歩も放牧も必要がないので狭い所でも大丈夫なのです。
この話しも良かった。とても。ポスターになっているので、良ければ見て下さい。平和です。ひたすら平和です。全員笑っています。
この映画の副題、【あるがままに】猫には・・・
贈収賄、忖度、コネ入社、接待、虚偽答弁、選挙違反、買収、女性差別、逆ギレ、セクハラとパワハラ、選挙に行った事がないのに国会議員になった奴、パフォーマンスで野党を分断した奴、アスリートファーストって言いつつ本当はスポンサーファースト、そして軍事介入 ETC・・・
そんなものは有りません。どっちが偉い?
春よ来い、早く来い。
こんな長文を読んで頂きありがとうございました。
2回観ました
前作同様、
岩合さんでないと撮れないであろう映像は、
今回は親子にフォーカスしています。
私は特にミャンマーが印象深くて、
通常なら猫の親子というと、
母と子というイメージですが、
今回はとても珍しい父猫含む親子4匹の暮らし。
そんな猫と共存し、
素朴にシンプルに暮らすミャンマーの家族に、幾度も胸が一杯になりました。
それと、少年と父猫の心を通わせる儀式もいいですね。
それからたまに寝てしまったというレビューを見ますが、
これは他の映画と違って
退屈だとかつまらないってことじゃないと思っています。
なぜなら猫の存在そのものが癒しであり
それがメインで映し出されているのですから視覚のヒーリング効果です。
そして岩合さんの渋くて優しい声、
中村さんの綿あめのようにフワッとした甘い声のナレーション、音楽、
もう癒しの相乗効果です。
もし寝てしまったとしても
「幸せな寝落ち」ができたということでいいんじゃないでしょうか。
過去にこだわらず、
未来に悲観することなく、
ただあるがままに
今という時を一生懸命生きている動物たちから
またいろいろ教わった気がします。
まず猫好きは 評価つけようないのだが ナレーションは猫の性格など、...
まず猫好きは 評価つけようないのだが
ナレーションは猫の性格など、先に説明し過ぎに思えた。そして、音楽も 自分には過多であった。もっと 風の音などその場所の音を聞かせてほしかった。
それと扱う猫が多すぎて おそらく それぞれの猫の個性を沢山見せたかったのだろうが‥それが逆に多すぎて散漫になったような‥ 詰め込みすぎた感 北と南 どちらか一つをじっくりでもよかった。
今回 最後に岩合氏と中村倫也のインタビュー?がついていた。中村氏は役目果たそうとして色々しゃべるのだが とても薄い。ナレーションのみの参加なので仕方ないのだが‥‥隣の猫や野生動物に本当に惚れ抜いた岩合氏と比べるとあまりに熱が違い過ぎて‥‥正直 彼のそぐわない服装と含め 嫌いになってしまった。あの服装 気になるわー
とにかくネコ風邪には気をつけるんだ!という教訓を痛感する一作。
冒頭、暗がりのネコと湯気の立ち上る不思議な空間。一体ここはどこなんだ?という場面から本作は始まります。この画面の切り取り方、光線状態の判断、そしてネコとの距離感、これらはさすが、写真家・岩合氏の面目躍如といったところです。舞台となるのは、北海道とミャンマー。牧場や村で飼われているネコの一家が主役です。
ネコたちはカメラの前で全く気にする素振りもなく、それぞれの生活を生きています。しかしここまでさりげない映像を撮影できるようになるまで、一体どれだけの時間と努力が必要だったんだろうと思うと、ちょっとくらくらしてきます。もちろん撮影状況によっては、望遠レンズでネコたちを遠距離から捉えた映像もあるんだけど、映像の多くはネコの視点に合わせて低い位置に据えられたカメラ。しかも広角レンズのため、本作のようにネコたちをある程度大きく捉えようとしたら、相当近づく必要があります。恐らく撮影にあたっては相当な下準備が行われていたと思うんですが、穏やかなナレーションと共に展開する映像はひたすら美しく、そんな苦労を感じさせません。
広角レンズを使っているため必然的に、ネコたちの姿と共に、周囲の環境、人々の動向も画面内に収まることになります。そのため世界紀行的な側面も楽しむことができます。
本作鑑賞後、多くの人がネコを飼いたくなるでしょうし、また既に飼っている人は一層愛猫が愛らしく見えるようになることは間違いありません。ただ、本作の重要な教訓、「とにかくネコ風邪には気をつけるべし」は心に留めておきましょう!
愛すべきネコの世界
とにかく岩合さんのネコへの愛情と優しさがカメラを通してひしひしと感じられる作品。
ミャンマーと北海道で暮らすネコ家族を追ったドキュメントですが、世界共通でネコは可愛い!
それぞれに生きる術を身につけそれぞれの場所で暮らすネコ達がとっても可愛く愛おしいです。
観る前は2時間長いかなあと思ってましたが、長さは全く感じず、ただひたすら癒されました。
中村倫也さんのナレーションも優しい声が合っててとてもよかったです。
あー、ネコと暮らしたいなぁ。
エンドロール後のとんでもオマケ。
テレビ版が長くなったものでは。。と思い前作から二の足を踏んでいましたが、見に行って良かったです。
大きなスクリーンで見るのもとても良くて、贅沢感がありました。
個人的に二つの猫家族に絞ったのが良かったです。テレビ版と差別化できていたし、感情移入できました。
またテレビでは表現しない作り方があったり見応えもありました。
猫達はもちろん可愛いし、中村倫也さんのお声も素敵、そしてネコ歩きシリーズは岩合さんのお声がとても癒されます。
抜け感のある、素敵なお声。
そしてなんといってもとんでもないオマケが。舞台挨拶が出来なかったとのことでエンドロール後たっぷりと岩合さん中村倫也さんのトークがついていました。
お二人のほんわかトークにもかなり癒されます。
岩合さん含めスタッフの方々の心意気に感激。
二週間位前に差し替えたそうで、このタイミングにみて良かったです。
こんな世の中だからこその恩恵だなと。
ギリギリ入場者特典をもらえなくてガッカリしていたけど大満足でした。
私の近所の劇場はもう終わってしまいますが、まだ見ていない方、公開初期に見てしまった方などは本当にオススメです。
あと、序盤あるネコちゃんが貴◯花関みたいで。『感動した!』の時の鬼の形相。
似すぎてビックリでした。
ミャンマーの猫家族に涙してしまいました
北海道の牧場に二手に分かれて住む猫大家族と、ミャンマーの水上に住む猫家族のドキュメントでした。
北海道の猫は、牧場だから新鮮牛乳飲み放題、牛乳まみれで牛にマッサージされてたり、牛柄の猫が仔牛と仲良くしていたり。猫の数も多く可愛いのですが、半野良というかエサはもらうがどんなに寒い冬も家にはいれてもらえず放し飼いの猫なため過酷な生活でもあります。
その牧場での飼い方とはいえ集団感染やらしてるしちょっと映画としてみるには気の毒。
そこは1作目の津軽りんご農家の猫と同様でした。
仔牛牛舎と親牛牛舎で派閥があり、両方メスがボスで、マーキングにケンカも。
親牛牛舎のボスであるヒメの息子が3歳過ぎても母離れしなくて猫だから可愛いけど、過酷な野良生活でボスの傍にいたら安泰だからかなー?と思ったり。
ミャンマーの水上生活猫は、本当に人の家族の一員、人と対等でイキイキしていました。
珍しくお父さん猫も家族仲良く暮らし、人間のお父さんや少年とともに小舟に乗り漁に出て、帰ってきたらお母さんの作った魚料理を家族と共に食べ、一緒に昼寝。とくに少年とお父さん猫との絆は深く兄弟のよう。少年も猫に見えるほどの仲の良さ。
北海道の牧場猫は、人間は忙しく働き、猫はその合間に猫らしく生息する感じ、ミャンマー猫は対等な家族でした。
ミャンマー猫一家にも、牧場猫にも思わず涙してしまったほど。とくにミャンマーの方がよかったです。漁や学校から帰ってきたら猫が出迎えてくれるとか絵本の世界。
猫ドキュメントで泣くと思ってませんでした。
岩合監督の撮影はもちろん素晴らしいものでしたよ。
特典映像で、岩合監督とナレーション中村さんの対談がありました。岩合さんは監督なのにとても謙虚で中村さんを立てる感じすら。
中村さんのナレーションは慈愛に充ちて上手で、対談では声も別人のよう。安全ピンやクリップつけた服を着てのんびり個性的な感じの人でした。
もうちょい司会の人がうまかったらなーと思わされました。
やさしい映画でした
岩合光昭さん、すごいなあ
ネコたちにこんなにも信頼されて✨
自然な映像と優しい語り、ナレーターの中村倫也さんの声に癒されました。
コロナ禍を忘れさせる幸せな時間でした。
ネコ好きではない人もウトウトして、起きた時にスクリーンに映し出されたネコたちを見れば、きっと微笑むことでしょう。
全33件中、1~20件目を表示