「高い所を歩く猫達を見て、マル・ウォルドロンのCatwalkを思い出した。」劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
高い所を歩く猫達を見て、マル・ウォルドロンのCatwalkを思い出した。
猫の姿を見るのは、大好きである。だから、この映画も期待して見た。だから、嫌いではない。
しかし、
猫の日常を通して、その仕しぐさ等で、見ている人間を癒そうと言う事だろうが、僕はこの映画を見て、人間の存在なくは生きられない猫達の悲しさがあると思った。この映画では、閉ざされた世界でしか、猫達は生活出来ないわけだから、一番考えられる事は近親交配の事である。言うまでもなく、猫達には終末な世界なのだと僕は考える。
猫のしぐさを見て、単純に癒やされてはいけないと僕は思うが。確かに猫達は可愛いが、撮影されたミャンマーは軍事政権が支配している。人間の未来も危ういわけだから、猫達の未来も同じ事だと思う。
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