「ビックリするくらい泣きました」劇場版ポルノグラファー プレイバック わかさんの映画レビュー(感想・評価)
ビックリするくらい泣きました
主人公の官能小説家は、才能に溢れ、美しい。
でも生い立ちや過去の影響もあり、不器用で幸せになるのが怖い人。
一人で生きていくだろうと人生を諦めていた彼の前に現れたのは
偶然出会った10歳くらい年下の大学生。
大学生は小説家に会ううち、いつの間にか小説家に惹かれ、
紆余曲折あって結ばれる。
こじらせた性格の年上の彼を深い愛で包み込む。
ここまでがドラマ。このことは冒頭でちゃんと説明される。
ここから映画。
こじらせた年上の小説家は
そんな大学生の真っ直ぐな気持ちに上手く応えられず
遠くに逃げ出してしまう。
のらりくらりと人を煙に巻く
ミステリアスだった官能小説家は
自分の気持ちに気づき、素直にそれを吐き出すことが出来るのか。
2人の喧嘩は激しく、
官能的なシーンはこれ以上なく艶っぽく美しい。
R15でいいのだろうか…
最後のシーンで涙腺崩壊。
美しいふたりの唯一無二の強い愛を感じて
涙が止まらなかった。
ぜひ男性にも観て欲しい。
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