「あまりにも酷い」映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット rituさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりにも酷い
映画の感想など書いたことないのですが先程見て今年1番、いや今まで見てきた映画の中でも最悪レベルでしたので感情のままに書いてます。
突っ込みたいところは山ほどあるけどめぼしいのはこの3つです。
①しきがみがただの暴力インチキ野郎で魅力を感じない
②謎のミュージカル要素
③やっすいホラーCG(謎)
①駆け引きとか微塵もありません。
最初のところでギャンブルには洞察力、知力〜(うろ覚え)みたいなこと言ってましたがこいつのどこにそんな要素があったのか教えてほしいです。
映画では蜘蛛のようとか絡め手とか素敵に言われてましたけどただの恐喝と取引でしかない。
これがまかり通るならギャンブルいらなくね?て感じです。
例えるなら首絞めて「助けてほしければギャンブルに負けましたと言え!よっしゃこれで俺の勝ち!」みたいな。みんな負けました負けました言ってましたけど夢子もめありも全員このパターンでやられてるので特に衝撃とかもないししきがみが大喜びしてるのも意味不明ですそれで喜べんのすごいなと見てる私としてはどんどん冷めました。
前作ではギャンブルの天才として村雨がいましたが彼のような能力があるわけでもありません。人の色(オーラ?)が見えるだのは言ってましたけど特になにか使えるわけでもなく本人だけ大喜び、そしてメンタルも弱いです。実弾ブラフの後のあの情けなさといったら…せめてあの場は持ち直して「いいよ撃っちまえよ」くらい言ってほしかった。生志摩から狂気と精神力を抜いて暴力性をプラスしたようなキャラです。
②これは好みの問題かもしれませんが今作は全体的にミュージカル要素が強いなと感じました。藤井流星?さんの演技はすごかったですけど笑い転げる描写長すぎてはよ話進めろと思いましたし途中めありと鈴井のミュージカルソング入ったときは悪い夢でも見てるのかと思いました。
③細かい部分になりますが序盤でミケのモブが車椅子で追ってくるのと終盤の木戸のCG出てて監督さんなにか低予算のホラー物でもやりたくて練習台にしてない?て感じです
ドラマ、前回の映画はとても面白かっただけに残念です。
好きな俳優さんが出演していてどんな内容であろうと気にしない!という方は楽しめるかもしれませんがそれ以外の方にはぜっっっったいにおすすめしません。
2時間中退出したいと思った回数100回超えてます、私のような被害者を増やさないためにも覚悟して見に行ってください。