「面白かった!けど怪作。」映画 賭ケグルイ 絶体絶命ロシアンルーレット アガサさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かった!けど怪作。
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面白かったです。前半ちょっと学芸会的ではあるのですが、特に後半、三つ巴のギャンブルが始まると手に汗握る駆け引きが楽しめました。
ただし、多分監督の悪ノリなんだろうけど、それがこの作品を、賭ケグルイ史上最大の怪作として位置付けています。
殺人はダメでしょ(笑)
体育祭がある高校なのに。
視鬼神さん、100人殺しで刑務所じゃなくて、2年の停学なの?(笑)
ミュージカルや、悪魔降臨とか、ウシジマくんのパロキャラ( 監督さんが役のなくなった彼を使いたかっただけだと思う)の意味のない黄昏シーンとか、浜辺さんのジャージとか、田中圭さんのすぐ撃たれて退場の無駄遣いとか、やりたい放題(笑)です。
だから、高校じゃなくて、カイジの闇世界とか、マフィアの世界とかの設定なら、これはとてつもなくハマると思います。
視鬼神さんが鷲巣で、夢子と会長がアカギとカイジなら文句なしです。(笑)
命を持ち出して、勝利目前の相手の弱みにつけ込み降参させるとか、命のかかった勝負はさすがに高校生ではあり得なさ過ぎて、興醒めしてしまうのですね。
でも、色々エンターテイメント要素を盛り込んでいて、映画ならではの煌びやかさは、評価出来ます。
早乙女さんのダイスや、会長の2度打ちも見所です。
続編あるみたいですが、やっと原作のストーリーに戻るのですね。楽しみです。
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