「アメリカ人の心を歌う」ウエスタン・スターズ　kinako-catさんの映画レビュー（感想・評価）

ブルース・スプリングスティーン初監督の音楽ドキュメンタリー。
アメリカのロック歌手ブルース・スプリングスティーンが、
2019年に発表した同名アルバムの曲を、彼の所有する築100年の納屋を会場にして、
オーケストラと共に演奏した映像と、アメリカの風景や彼の昔の様々な映像、
そして演奏する曲のコンセプトについて語っているコンサート・ドキュメンタリー。

ブルース・スプリングスティーンは、
いつも社会の弱者を歌い上げるアメリカのミュージシャン。
激しい口調や吠えるように行き詰った若者の歌を歌ってた。

それが、今はすっかり穏やかな顔つきのおじいちゃん
でも、歌い出すとやっぱり力強いんだよなー
人生詰んでしまったと自分を追い込んでしまった人々への歌。
ボスはいつまでもボス
ブルース・スプリングスティーンは健在でした。