「"ニュー・アメリカン・シネマ"」沈黙のこだま 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"ニュー・アメリカン・シネマ"
「Echoes of Silence」
"ニューヨークを彷徨う二十代の若者たちを記録したニュー・アメリカン・シネマの隠れた記念碑的作品。街をブラつく若者たちのやりきれなさや衝動を、手書きのタイトルとレコードに乗せて描き出す"
心地良く流れるJAZZと60年代ニューヨークの街並み、若きハリー・ディーン・スタントン似のミゲルが意味もなくフラつく姿を印象的にドキュメンタリー描写で映す当時の人々にリアルさを感じ、無声映画では無いが音はありながらセリフの声はない全編!?
一度だけカントリー、ブルーグラスな曲が流れる唯一な声に一安心。
64年の映画として女性のヌードやLGBT描写を映し出す衝撃?アンダーグラウンド映画だからこその為せる技か!??
ケント・マッケンジーやシャーリー・クラークのような作品を求めた結果の肩透かし。
ユーロライブにて鑑賞
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