「犬は繋いで外に出よう」VS狂犬 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
犬は繋いで外に出よう
一見、昭和の日本映画感満載のポスタービジュアルですが、車椅子の主人公が狂犬と闘うスペイン映画。
交通事故で四肢が不自由になり、車椅子生活の主人公。卑屈になり、父親とも衝突気味。
届かないとこに紐つけても意味ないでしょ。なんてツッコミをいれつつ、同じような展開が繰り返されるやや退屈な前半が過ぎていく。
しかし、後半は盛り上がりを見せ、なかなか面白かった。
手紙はシンプルにグッときたし、彼女とのやり取りも。娘を想う父親の気持ちよ。。
覚悟を決め闘うシーンは、短いしツッコミ所もあったもののアツかった。
そして、それをメインで伝えたい映画ではないのだろうけど、やはり四肢が不自由というのは本当に大変なんだろうなと感じました。
こういった怪我が治るような時代になって欲しいと願いつつ、助け合う気持ちが大切ですね。
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