「TV映画の乗りで観るなら及第点」S.W.A.T. 闇の標的 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
TV映画の乗りで観るなら及第点
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S.W.A.T.とはSpecial Weapons Attack Team(特殊武装攻撃班))の略称、乱射事件や要人テロなど凶悪化する犯罪への対処として1967年、ロサンゼルス市警察が軍務経験者を集めSWAT部隊を編成したのが始まり。
映画でもLAのSWATの隊長ポール・カトラー(ガブリエル・マクト)がデトロイトのSWATの指導に2週間派遣されることになる。デトロイトの方は署長からして邪魔者扱いだし、隊員もよそ者にはなじめないのはお約束、修羅場をくぐるにつれ隊員からの信頼を得て事件解決といった既定路線。
オープニングのビキニパーティからB級映画の臭い、なぜ警察署に精神科医がいるのか解せないが女医のキム・バイアーズ(カーリー・ポープ)とのロマンスも入れて定番のつくりですね。一応、S.W.A.T.(2003)の続編のようですがキャストもストーリーも別物なので前作を未見でも大丈夫です。元々がTVシリーズなので映画と言うよりTV番組に近い印象。
(ネタバレ)
難点は敵役、SWATに逆恨みする変質者なのですがターミネーターのT1000役のロバート・パトリックさんを使って不気味さを出そうと懸命なのは分かるが謎だらけ、SWAT隊員たちを誘き出しては次々に殺してゆくのだが初老の中年親父に何故そんな力があるのか釈然としないまま地獄行き。それにしても隊員がやられ過ぎでしょう。
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