「おっさんでも胸キュン」アンモナイトの目覚め kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
おっさんでも胸キュン
「アンモナイトだね~あーあ、古代の化石さ~♪(プリプリのダイアモンドの節で)」と、嘉門達夫の替え唄メドレーをつい口ずさんでしまう。そんな軽い気持ちで観たのに、どうしてこうもキュンキュンさせられたんだろ。今まで見たシアーシャ・ローナンの中でベスト級だったよ。
うつ病を患っていたシャーロット。海水浴が効果的だとして、無謀な海水ダイブ。それがもとで風邪をひき、完治したときから恋心が芽生える・・・といった流れ。シャーロットの恋への決断は指輪をポケットにしまった時なのだろうか、なぜかそのシーンが印象に残った。裕福な暮らしから泥まみれと石炭まみれ。息苦しいロンドンの生活から解放されたこともあるだろう。うつ抜けから恋心・・・なんだかとても共感。
激しいベッドシーンもよかったし、サプライズの部屋もよかった。母親のこともあったし、すぐに受け入れられるわけでもない。だけど、その母親が大切にしていた動物の陶器フィギュアにも気遣うシャーロットの計らいにもキュンとなってしまった。そのフィギュアは8体あったことも、8人の子に死なれた悲しみからきたものだろう。
そんな恋愛模様以外でも、女性というだけで軽んじられていたような描写(採集者、提供者のの名前)があった。実際のメアリーは兄とともに化石採集していたようなので、兄について語られていなかったのも意味深だ。
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ワンコさんのコメント
2021年5月15日
こんばんは、
石川県もまんぼーですか!?
東京は、シネコン以外の映画館は再開しました。
金沢あたりは、ゴールデンウィークあたりに東京から変異株行ってる可能性ありますよね。
迷惑な話ですよね。
では、