ヒットマン エージェント:ジュンのレビュー・感想・評価
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クォン・サンウの正しい使い方
凄腕のヒットマンが自分の過去を隠し漫画家に転身したが、ヒット作に恵まれず自分の体験をマンガにして大ヒット。昔の上司と因縁のテロリストから狙われるというアクションコメディ。
アクションシーン満載のコメディって、クォン・サンウの正しい使い方のような気がする。キレのあるアクションに、妻や娘からバカにされる情けない姿。彼はこういうのがいいんだよ。
ただ、作りが若干雑なのも確か。上司があくまでジュンを疑うことに裏があるのかと思ったがそんなことないし、敵のアジトでのアクションシーンがちょっと長くて退屈してしまったり、敵の側近との戦いを楽しみにしてたのにそこはあっさり終わってしまったり。
気楽に観て、あまり考えずに楽しむ作品だと思う。
まあまあだった
施設育ちで売れない漫画家というのが気になるポイントだったのだけど、どっちもそれほど面白いポイントではなく、全体的に軽い乗りでアクションが楽しい映画だった。主人公の娘があんまりかわいこちゃんではないところが、印象的だ。奥さんも怒ってばかりで怖い。一緒に暮らしていたらストレスで病気になりそうだ。
【”愛する家族の為なら不可能な”ミッション”はない!”韓国サスペンスアクションかと思いきや、サスペンスコメディアクション映画だった!(そんなジャンルがあるのか!)】
ー序盤から、シリアス調で描かれたり、コメディ路線に走ったり、ナカナカにユニークな作りの映画である。更に、劇中登場するジュンが描く漫画も独特のタッチで・・。-
■感想
・前半は、シリアス調。ジュンは両親を事故で失い、国家情報局の猛攻隊の隊員として、育てられエースとして、国家のミッションをこなす日々・・。
ーお、このまま韓国得意のサスペンスアクションへ一直線か!と思いきや・・。-
・中盤、死んだ筈のジュンは売れない漫画家になっており、美人だが性格キツイ奥さんと娘さんまでいる・・。工事現場でアルバイトまでしている・・。
ーん?何だか、随分展開が変わってきたな・・。-
・漫画連載打ち切りになったジュンが自棄になって酔って書いた漫画があれよあれよという間に人気が出て・・。が、その漫画に描かれていた内容は・・。
ーコミカルかと思えば、国家情報局の局員たちがドンドンとテロリスト達に殺されちゃったり、起伏が激しいなあ・・。-
<アクションシーンの見応えは十分であり、そこにコミカル要素を絡めるところも上手い。ちゃっかり、”パラサイト”何て言葉もチラッと登場させたり・・。国家情報局のお偉いさんのいざとなると情けない姿や鬼教官のコミカル演技もオカシイ。
B級感溢れるエンタメ作品としては(褒めてます)、宜しかったのではないでしょうか・・。>
びっくりするぐらい…
韓国のアクション映画は前半くだらないコメディでも、後半びっくりするような展開が待ち受けているパターンが多い。その驚きを期待して観るのが韓国映画の醍醐味だ。
が、本作は最初から最後まで一貫してコメディで、まるで少年マンガの実写版のような展開で終わってしまった(主人公が漫画家だからやむを得ないか)。
製作費も相当安く仕上げているような作り込み。
まあ、リラックスして楽しむ映画としてはアリかも。
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