ザ・ファイブ・ブラッズのレビュー・感想・評価
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なんじゃこりゃ?
高望みはしないが、絶対に下は向かない的な彼ら黒人はどこまで偉くなるのだろう?
人種差別されてきた、していいとは思いたく無い。
ロケもセットも安っぽい話の半分が仲違いキャストは豪華だが現地へリゾート気分で来たであろう感が出ていて緊張感が薄らいでしまっている。
スパイク・リー復活してきたね!
2021年8月23日
映画 #ザ・ファイブ・ブラッズ (2020年)鑑賞
#スパイク・リー 監督作品
ベトナム帰還兵の黒人高齢男性4人が仲間の遺骨と金塊を探しにベトナムへ
黒人はアメリカの人口の11%なのに兵士の数では32%だったそうです
差別され、戦争に行かされる(>_<)
DO THE RIGHT THING
スパイク・リー監督は、この映画を撮る上でデビュー作のタイトルになぞらえて「正しい行いを行なえ」を実践したんだと確信😭絶対にアカデミー賞は取れない撮り方で。
序盤、マービン・ゲイの遺作となった楽曲たちに載せてシルキーに描き出される映像は、やがてベトナムのジャングルの中で暗転し、熱を帯びて一気に加速し走り抜けてゆく
🤯呆けたドアタマ吹っ飛ばす このドケッサク映画は安っぽいプロパガンダではない。ストーリーと並行して畳み掛けるように語られ続ける黒人差別のトピックスの断片に、観客としてリアルな世界史リテラシーの欠如が心配になってくるほどだが、まずは絶望と希望の混じった血生臭く狂おしい暴風雨を正面から受け止めたい
スパイク・リー監督、ヒトが重ね続ける愚行をここまで愛おしく描ける映像作家を私は他に知らない
American War is over. "NO" アメリカを再...
American War is over. "NO" アメリカを再び偉大に --- アメリカ史、スパイク・リーによる歴史の勉強。複数の画角を時代や場面ごとに使い分けるなど、画面の質感も含め自由自在、それがこの作品には効果的かつマッチしていて引き込まれる。華はないものもベテラン勢の共演、とりわけポールのキャラクターが際立っている。それも例えば『暗殺のオペラ』等でも見られたように、昔のシーンでも同じ役者が同じ外見のまま演じる。そんな"ブラッズ"の5人目ノーマン役にはチャドウィック・ボーズマン、すっかり上官役が板についている貫禄っぷりで頼れる存在感。
Fists up ベトナム戦争従軍時に隠した金塊と隊長の遺骨探しの旅は、思いもよらぬ爆発と銃撃戦に、次第に森を彷徨うように過去そして自分と向き合っていくサイケデリックでスピリチュアルなものになっていく。そしてそれはやがて(時に黒人に限らない)大きな家族史に帰結していくよう。What's going on~♪
LAMB「無知なアメリカ人の一方的な歴史感は面白いな」国は我々に借りがある!地雷「俺らとは無関係な同義なき戦争を戦った、権利を求めて」Madness. Madness! Black Lives Matter!! Black Lives Matter!! Black Lives Matter!!
宗教の機能的側面について教えてくれる映画
思想の力の根源を教えてくれる映画だった。BLMブームに乗っかって良い気持ちになっているだけの輩に観せてやりたい映画だ。
これは僕の見方だが、ノーマンがどういうつもりで金塊を隠したのか?それは誰にも分からない。ひょっとすると、彼は、とんでもない詐欺師だったかもしれないじゃん?自分に都合の良い論理を振りかざし、金塊を我がものにしようと企んでいたのかもしれない(そう観えるように撮られていた気がする)。
しかしながら、生き残った4人の兵士たちは、結果として正しい行ないをした。それがたとえ共同幻想であったとしても。
なぜ彼らは正しい行ないをできたのであろう?それはノーマンを信じていたからだ。ノーマンの振る舞いに影響を受けたのだ。ノーマンを起点にとして、善意が伝播した。ノーマンが死んだ後も、彼らの中にそれは残ったのである。
この映画は宗教についての映画だと思ったんだよね。優れた思想ってのは、人間関係の中で伝播し、心の底にずっと残る。そのような力を持っていないのであれば、それは思想ではない。
思想や宗教というものは、思想の内容そのものにはあまり意味がない。教祖がどんな人間であるか?教祖が信者からどう見えるか?が本質なのだ。
思想の内容が正しいからといって、能動的にその思想を信奉するという振る舞いには、あまり意味がない。なぜなら、「能動的」に思想を信奉しているのである限り、いつでも「能動的」に逃げ出せるから。
本当に思想に信奉している者は、極めて受動的に信奉しているだ。そのような信奉者は、思想に信奉せざるを得ない、そうする以外に道はないのだ。このような信奉者は、ちょっとやそっとでは思想を捨てない。我が身が滅びようと、その思想を貫徹しようとする。
だからこそ、ときに思想は救いとなり、また、危険となるのである。
蘇る戦場
植え付けられたPTSDが戦場に戻って再起動。ホラー感すらある。独りジャングルを進む親父のアップは直視に耐えない。
トントン進んで、現代劇としては都合がよすぎる展開もあったが、ここ掘れワンワンと現代の御伽噺としてみるとしっくりする。
ポールウォルターハウザーが脇役で登場。ジャンレノのトランプ感がよく出ていたが、それにしても歳とったな。
プロットは良いが、何か勿体ない映画!!
ベトナム戦争に従軍した米軍兵士の32%が黒人との事で、何故、黒人とベトナム人が殺し合わなければならないのかと初っ端は感じました。その帰還兵達が政府への仕返しの為に金塊を盗むというプロットは良いと思います。しかしテンポが悪く、詰め込み過ぎて散漫な印象で、集中力が途切れ易かったです。尺も長く、あちこち場面が飛ぶので本筋だけで2時間の映画にできたと思いますし、ネトフリ映画らしい勿体ない仕上がりでした。
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