「やっぱり神谷明は神」神在月のこども 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり神谷明は神
2021年映画館鑑賞92作品目
10月28日(木)イオンシネマ新利府
ファンタジーアニメ
カンナは小学六年生
父とマンションで二人暮らし
母を亡くし母とよく一緒に走った大好きなマラソンが嫌になる
そんなある日に母の形見である勾玉に触れた瞬間に見えないものが見えてしまう
カンナの母親は韋駄天でカンナは神の子
時間はゆっくり進み兎と鬼と一緒に旅に出る
各神社でお留守番している神から「馳走」を頂き瓢箪に詰めて出雲大社まで走って目指す
カンナは死んだ母に会えるかもと期待して
そんな話
カンナ役はモネの妹役ですっかり知名度が上がった蒔田彩珠
いわば国民的妹
マリアージュみたいな名前のくせに辛気臭い役が多いが今回もどちらかと言うと心に闇があるヒロイン
子役の頃は実写版ちびまる子ちゃんのお姉ちゃん役も務めただけにある意味小学生役は原点回帰
役のイメージから蒔田彩珠はプライベートも暗そうと思う人も多いかもしれない
でも実際のところは分かったもんじゃないしもしかしたら「みんな静かにして!(プー)」とやらかすような剽軽者の可能性だって無くは無い
両親役は井浦新に柴咲コウと有名俳優を抜擢
その3人を中堅ベテランの声当て専門の人たちが脇を固める形
キャラクターデザインはいかにもアニメオタクが好みそうな萌え系ではないので自分としては悪くない
ちょっと話のテンポが悪い気がする
神無月といっても神々がみんな出雲大社に集まるわけじゃないのね
週刊女性編集長の笑顔からも激しい黒煙が見えるような気がした
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