「よくわからなかった」銃 2020 米ディアンさんの映画レビュー(感想・評価)
よくわからなかった
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幼少期から虐待を受け、両親は離婚。施設に預けられ育つも、心に深い闇を抱えた状態で生きている主人公。学生時代に、性的暴行にあったのではないかと思しき描写もあったが、これが母親からの「やらしい女だ」という言葉のせいで、男の人の視線を性的搾取としか受け取れなくなった心傷の可能性もあると捉えた。最後のシーンで佐藤浩市を撃ったのは、「守ってやる」という言葉への反抗の意味があると思う。男を嫌っているから、汚いものに守られることへの恐怖心のようなものだと考えた。
結果的に、何を伝えたいのかよくわからなかった。
この作品に高評価を付ける人はたぶん内容なんて見ていなくて、全体の雰囲気や役者のみで評価してしまっている。
友近の演技が良かったなんて感想を持ってしまう時点で、感性が乏しいのだと思う。ただ、主演の日南響子の演技は間違いなく素晴らしかった。
迫力のあるアクションがあるわけでも強いメッセージ性を持つわけでもなく、監督が日南響子や佐藤浩市などを使って自慰しているだけでした。
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