「難点はあるが、そこそこ良い作品」BanG Dream! Episode of Roselia I:約束 えすむげさんの映画レビュー(感想・評価)
難点はあるが、そこそこ良い作品
感想
今回の映画は、アプリ版や漫画版の物語を約77分の尺にまとめて、2部制で上映するというもの。
『FILM LIVE』で展開された完全なオリジナルの物語とは異なり、原作をベースとしてアニメ化したあたり、これは『バンドリファンに向けた』映画かもしれない。
笑える場面も感動する場面もあり、アニメ映画としては楽しめる。だがバンドリをあまり知らない人には、作品を知るための情報量が少ないので、まずはアプリ版かアニメ版、漫画版をお勧めしたい。
6月のエピソード2、8月のFILM LIVE 2、来年のポピパの映画が楽しみ。
難点
Roseliaの曲は短調が多いので仕方ないとはいえるが、雰囲気が暗くなりがち
尺の関係もあるけど、急展開すぎてわかりづらい部分がある(特にあこが加入する場面、さよひながパソコンを閉じる場面)
他バンドは、ポピパ全員、つぐみ、巴、日菜、ロック(声なし)がでてきたが、ハロハピが1人も出てこなかった(Roseliaとの接点が少ないので難点とは言えないが、一応記述。またMorfonicaは当時未登場)
持ち歌では、BLACK SHOUTとLOUDERぐらいしか流れず、約束が流れていなかった。Roseliaには多くの曲があるはず
良い点
友希那がこころ並みに感情表現を爆発させていた
3Dでも違和感を感じない程の映像表現(サンジゲンの技術力の高さ)
ゆきリサが町屋在住なので、自分の区の隣に住んでいるという設定で親近感がわいた
紗夜の過去のバンドが泣き崩れる描写が良き(漫画版では怒っていた)
ライブ時におけるカメラワークががんばっていた
やけ食いセットや透明な飲み物がおいしそう
アニメ版1期でのリサが泣き崩れる場面で思わず感動
主演:湊友希那・今井リサ