「三徳包丁じゃん」悲しき天使 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
三徳包丁じゃん
借金を抱えた無職の男が訪れた大阪の色街で、出会った女と特別な関係になっていく話。
臭い飯を食ってきた男が通天閣界隈のBARで過去を振り返る形で話が始まって行くけれど…。
現代劇だから仕方ないけど、遊郭とは名ばかりのちょんの間だし、女師がどうとか語っていたけど、全然そんな自分が主導みたいなカッコイイものじゃないし。
もっともらしいもう一人の女師のおっちゃんだって、これのどこに頼りたかったりついて行きたかったり?
色々な言動にしても表現にしても大袈裟過ぎの盛り過ぎで、偽物感が強く安っぽい。
そもそも、作品の導入とはいえ、自分からペラペラ語る男と根掘り葉掘り聞こうとするバーテンダーだもんね。
ストーリーそのものは悪くなかったんだけどね。
そういうのがカッコイイと思ってつくりましたぐらいにしか感じなかった。
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