「肩車の忖度」GEEK BEEF BEAT Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
肩車の忖度
宮城県で自動車整備工場の2代目社長をする思いを口にしない男の心の声の話。
親の仕事を引き継ぐ為に東京での仕事を辞めて嫁と中学生の娘と共に帰郷した36歳の主人公。
嫁に言われっぱなし、娘にウザがられ、会社でも従業員にナメられて、話相手は同級生の従業員一人だけという状況。
無表情無返答でやり過ごし、ラップにのせてその思いを投げる展開。
但し、観客に向けて流れるだけで劇中ではぶつけないw
ドラマもコミカルだし、これはこれで面白いけど、響いたり感じたりするものはないし、懐かしの「バカヤロー」な流れになっていくのかなと思っていたら…。
確かにそういう展開だけど、そこに向けてそう来たか!
なんだか哀しいけど響いて来たし、何よりその後のカレーはとても良かった。
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bloodtrailさんのコメント
2020年3月23日
私は先月、邦画の優先順位をBacchusさんの☆の数で決めましたw
鳥皮ささみさんは女性らしいですね。37のHIKARIさんと言い、女性監督が増えて楽しみです!