「原作と実写は別物ですよ。内容はまあまあ良かった」東京リベンジャーズ なっくんさんの映画レビュー(感想・評価)
原作と実写は別物ですよ。内容はまあまあ良かった
正直に言えば、原作ファンにはかなり物足りなさを感じるかもしれない。
ただ、キャストの配役やカメラワークなどはなかなか良かったなと感じます!次回作もアリそうな終わり方をしていたので、次回作にきたいです!!
まずは、良かった点。
2時間という限られた時間内で1巻から4巻までのストーリーをまとめた事はすごいと思います!!また、映画の始まりのシーンは実写ならではの臨場感があり、世界観に引き込まれた感覚がありました。素直にググッときた!
あとは、タイムリープ後に初めて武道とナオトが出会う公園のシーン。
漫画やアニメのツヨツヨな感じでナオトを救うシーンも好きですが、個人的には映画で見たシーンの方は面白くて好き!武道のアホさが全開で笑い過ぎてお腹痛くなった笑
キャストの再現性の高さ!
実写化「東京卍リベンジャーズ」が成功したと言えるのは役者の実力あってこそだと思います。
特にアッくんとキヨマサ君はなかなか良い配役だと思います。アッくんはイメージそのままだなと思う!
喧嘩のシーンもさすがは実力派を集めただけあって、演技力はもちろん、カメラワークも良く、満足です!
次に、悪い点
溝中五人衆から溝高五人衆になっていることに、まず「え?なんで高校生なん?」と思いました。
原作の最新話で、やっと高校生になった武道たちを見た直後だと、本当になんでだろ??と思います。中学生と言う時代だからでる青春感があると思いながら原作を読んでいた分、驚きました。
時間内に収めなければいけない分、原作やアニメでは描かれていた細かいストーリーが無くなること。これは
仕方ないといえば、仕方ない……と思います。
パーちんとぺーやんのコンビ芸(?)が無かったことも残念だし、長内との決着もマイキーだけで終わっちゃうのが、個人的に「え、ここ大事なシーンなのに無いじゃん😡」と思えてしまう。
次回作があるなら、必要となるシーンだよねって不安になる所もカットされてるのが残念。
映画のラストは武道と日向の再会!「ヒナを守れたよ、やった!」と言うようなハッピーエンド終わるが、4巻のラストは日向とアッくんを殺した稀咲達への「リベンジ」を決意するシーンで終わる分、なかなかあっさりしているなと言う印象を持った。
最後に、映画の内容は原作の内容をかなりカットしたものでしたが、俳優陣の演技力、カメラワークはハイレベルで楽しい2時間を過ごさせていただきました!次回作も見る予定です!
映画の限られたの尺の中で、もう少しだけ内容を原作よりにして欲しいと思います。
また、映画として制作するよりもテレビドラマにした方がより内容を忠実に再現できるのかななどの愚考もありますが、上記した悪い点を含めて考えても、なかなかのクオリティだったので☆3.5にしようと思います!