次は何に生まれましょうかのレビュー・感想・評価
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【ADHDの傾向のあるシングルマザーが同じ傾向の娘を、苦悩しながら育てる姿が切ない。だが、ラストの母娘の公園のシーンは、仄かな希望を感じさせる作品。】
■シングルマザーの聡美は、娘の望結がほかの子たちと少し違うことに気づきながらも、誰にも相談できずにいた。
実親からは躾が悪いと叱責され、望結の担任からも苦情を受け、次第にいら立ちを募らせていく聡美。
そしてある日、ついに望結に当たってしまう。
◆感想
・シングルマザーの抱える苦悩を真実に基づき実写化。ADHDの傾向のある娘を愛しながらも衝突する母親の姿がリアルで切ない。
<だが、ラスト、聡美と望結が公園の砂場で遊びながら、二人で砂で作ったトンネルの中で手をつなぐシーンには、仄かに二人の将来に希望を感じさせる作品である。>
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