カオス・ウォーキングのレビュー・感想・評価
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頭の中の思考、読まれたくないよね
西暦2257年、地球から離れた別の星、そこでは心の中で思った事がそのままノイズとなって他人に聞こえてしまう。なぜそんな星を選んだのか。人類は考え方の違いから2つの部落に分かれているし、一方では女性が皆殺しになっている。可笑しな話じゃっ!
地球からやってきて、墜落事故から生き残った女の子を助けるために悪戦苦闘する話。
特に斬新な話もなく、今一つ盛り上がりに欠ける。あまりSF好きではないのに、何故録画したんだろう???観ていて納得。マッツ・ミケルセンが出てるから観ようと思ったんだ〜。でもちょいと嫌な役でした。素敵だけどね。
それを考えちゃいかん
内心で考えていることが頭から漏れ出してしまい他人に悟られてしまうという面白い設定のSF。
主人公トッドが発見した不時着した人類が、彼が初めて見る女性というところも面白い。
トッドと彼女(ヴァイオラ)は母船と連絡を取るべく村人から逃避行するのだが、意外な事実が判明する。トッドの彼女に対する妄想がバレバレだったり、ヴァイオラが移民3世で宇宙船で生まれ育ったという設定で、天然ものを食べたことがないとかそういうディテールもちょっと面白い。
間尺に合わないことも結構あるが、まずまず面白かった。
ベンおじさんやんけ!
トムホ版スパイダーマンではすでに亡くなっていたベンおじさん、こんなとこにいたとは。(笑)
なんとなく生きざまもスパイダーマンのベンおじさんと被ってて笑う。本当に血縁上の叔父さんかどうかは知らないけど。
マッツはノイズマスター語るなら、もうちょっとノイズを独創的に使いこなして戦おうな。前半で円環(柵)のノイズで足止めしてたりしてたやん。
【”どうした、ダグ・リーマン監督!”映画業界のシビアさを感じてしまった作品。】
ー ダグ・リーマン監督と言えば、”ボーンシリーズ”で一気に名を上げ、「Mr.&Mrs.スミス」でアクション・コメディも行けると世に認められ、「オール・ユー・ニード・イズ・キル」で近未来タイムループワールドの秀作を発表し(日本の漫画が原作、個人的に非常に好きな作品である。)その後も小品であるが、緊迫感が尋常でない「ザ・ウォール」そして、再びトム・クルーズとタッグを組んだ「バリー・シール/アメリカ合衆国をはめた男」と米国映画界を牽引して来た人である。
だが、その後余りパッとしなかった映画「ロックダウン」後、久方ぶりに今作が公開となった。
今作は、非常に期待していたのであるが、諸事情(試写会で、余りの評判の悪さに再製作・・。)により、漸く公開。
だが、私の居住区では公開館はたった2館であった・・。-
■パトリック・ネスの小説「心のナイフ」が原作。
出演俳優も、北欧の至宝マッツ・ミケルセンを筆頭に、トム・ホランド、デイジー・リドリーと豪華キャストである。
◆感想
・舞台は2257年、人類が汚染された地球を脱出した”ニューワールド”が舞台なのだが、どうみても地球の田舎のどこかで撮影されている。(カナダだそうである。)
そして、地球脱出の経緯は一切描かれていない・・。
・SF要素は希薄で、フライヤーには”壮大なスケール!””映画史上初の設定によるエキサイティングなストーリー!”とあるのだが、実際に見ると世界観がショボい。
キャスティングで予算を使い果たしたのか、チープ感が濃厚に漂ってしまっている。
・ストーリー展開も、大きな起伏がある訳ではなく、淡々と進む。そして終了・・。
<原作にある、”男たちは頭の中の考えや心の中の想いが“ノイズ”として露わになり、女は死に絶えてしまう”と言う根本設定が上手く映像化されていないし、物語自体も単調である。
ダグ・リーマン監督!今作は無かったことにして、乾坤一擲の次回作を期待してますよ。
それにしても、映画監督の栄枯盛衰を少し感じてしまった作品である。>
2022年 58本目
かなり興行、評価ともに低い作品。
正直観るまでトム×デイジーに監督はダグリーマンなんでつまらないはずはない!と思ってましたが観て納得笑笑
つまらない。
心の声が表に出てという発想が微妙でした。
アクションやドラマとしても微妙。キャストの魅力もなし。何一ついいところがなく残念でした
何か残念
製作側はヤング・アダルト小説の映画化にはかなり力を入れる様だが、誰しもが「ハンガー・ゲーム」の後釜を追おうとしているからだろう。近年の映画は当たれば大きいフランチャイズ化が当たり前のようになり、オリジナル作がめっきり少なくなっているのが現状だが、過去にも「メイズ・ランナー」「ダイバージェント」「フィフス・ウェイブ」等のヤング・アダルト小説の実写化作品がシリーズ化を前提として公開されている。だが、どの作品も順調に完結した作品は無いのではないだろうか。
本作もトム・ホランドやデイジー・リドリーという現代の超大作の主人公二人を共演させるという気合の入りようだったが、結果は鳴かず飛ばず。
実は本作の製作は2017年。一度完成したものの、試写会での評価が著しく悪く、数億円を投じて追加撮影を実施して2021年の公開に至る。大幅な修正のおかげでなのか、物語の展開は悪くなく、自然な流れで「ノイズ」の説明や過去の出来事を描いている様に思える。だが、森を移動するシーン等の尺が長く、変わり映えのしない同じ様なシーンの連続でやや間延び感が出ているのは否めない。せっかくの旬な二人のいわゆる観客が求める様な魅力が本作には少ないという問題点があるのだ。顕著なのがアクションシーンだろう。お互いそれぞれの作品で鍛えたアクションはさほど披露してくれる訳でもなく、かと言ってCGバリバリのど派手な登場がある訳でもない。このコロナ禍においては劇場にすべての人が足を運べる訳ではないため、ヒットするのならば何か目を引く物を提供しなくてはならない。本作に足りないのはまさにその二つだ。
また、ダグ・リーマン監督は馬をプールで泳がせて、波をつけて急流をわざと作り出して撮影に望んだところ、その際に愛護団体が大激怒したという話があるが、それは本作なのだろうか。
青春・SF・アドベンチャー
ぴったりと役柄にハマった俳優さんたちがいいし、
演じる役者さんたちも豪華。
中でもデイジー・リドリーがいい味出している。
ストーリー展開もいいし、設定も面白いし、
映像の作りもいいのに、
いまいちもったいない感じがする。
色々なものを活かし切れていないのが惜しい。
監督がダグ・リーマンだからアクションにも期待したけど、
あまり大掛かりなアクションはなく、控えめです。
こころの声が見える設定は最高に面白いが、しかし!!
設定が生かし切れてないように感じてしまった(^_^;)
うーーーーん。キャストも豪華だし、映像も綺麗なのに……
原住民のエイリアンも出番が……
勿体ない感がありました。
SFではなく別ジャンルでの設定であったら面白そう♬
いろいろともったいない
設定が多く深く描き切れていないところがもったいないと思いました。原作と人物設定がだいぶ違ったため、初々しい青さが薄れてしまいましたが原作を切り離してみれば設定の妙での意欲作。人の心の弱さや恐れ、見栄、残虐性があからさまに描かれた作品を見せていただきました。
アイデアが面白い
未来で新たな居住地の星に着いたら男だけが思考をむき出しにされて何を考えているかお互いにバレバレになってしまった世界。女性はそのノイズという現象の影響を受けませんでしたが先住民に生殖を阻む為皆殺しにされてしまいました。
思考がもれるのは日本だとサトラレという有名な作品がありましたがこちらは全員がサトラレ状態というのがユニークです。
この設定を考えて、物語として成立させたのが良かったと思いました。
なんで見るかな…
女性は死に絶えてしまった惑星にて、自分の考えていることが見えたり聞かれたりしてしまう、「ノイズ」という現象を持つ男たちの中に、ある女性が不時着してしまったことから巻き起こる物語。
この星に女性がいない理由は、先住族であるエイリアンとの戦争の末、怪物たちに女性全員を殺されてしまったからだと言うが…。
いやぁ~キツいっすねこのシチュエーションはw
自分だったらもう変なことや悪い事ばっかり考えているもんだからコミュニティのなかで生きていけんでしょうなw
さておき、不時着したヴァイオラに恋心を抱いてしまったトッド。彼女を捕らえようとするプレンティス村長達から彼女を守らんと奮闘する。
自分の内なる声が漏れてしまうのを防ごうと、名前を連呼する所や、隠すべき秘密をどうしてもポロっと(頭の中で)言ってしまう感じはなんだかリアル。自分だったら間違いなく同じようになってたな。
んで、あらぬ妄想を膨らませちゃうのもね、そりゃあしょうが無いですよね。ここのあたりの伏線は見事。そしてベン、彼の作戦には痺れましたよ。
自分の声が漏れ聞こえるというシチュエーションはちょくちょくあるような気もするが、映像付きってのは斬新でしたね。殴られたり落っこちたりする姿に一瞬ハッとする。見るな!からの、なんで見るかな。。はちょっと笑ってしまった。こういうもんですよね、人って。
全体を通して、エイリアンだとかそもそもノイズについてとか、何と言うか描かれ切れていないことが凄く多い印象だったけど、随所に緊迫感やコミカルな描写、トリハダポイントなんかもあったし、期待以上の作品だった。
そして何より、このシチュエーションを通して人間のサガというか、ダメと分かっていてもどうしても頭に浮かべてしまう人間臭さに妙に感心させられた。最後もうちょっと盛り上がってほしい所だけど、総じて良作だったかな。
劇場映画は音響が大事。バイノーラル対応の劇場でイヤホンを持っていくことをお勧め。
モノラル音声だったように聞こえたので、せっかくお金払ってきたのには勿体ない。残念に感じました。
自分の耳が悪いかもしれない。映画を作るために何頭かの動物が犠牲になったのは複雑な気持ちを感じました。
本題にはいるけど、未来の話なのにSF的なガジェット(近未来的な道具)がほとんどないのは、逆に好感持てて、それで二人の逃避行となる場面が西部劇みたいなのが世界観を十分引き出しています。考えていることが声になったり映像として自然にでてくるのは不思議な気持ちを感じます。
ネタバレにならないように言いますが、黒幕が黒人の牧師。
ラスト数分間で意外な展開へと。
SFにしては地味な印象を受けました。
自分的にはイマイチだったかな
ダグ・リーマン × トム・ホランド × デイジー・リドリー + マッツ・ミケルセン ‼︎
時は西暦2257年、人類は汚染された地球を捨て、移住先を求め新たな星「ニュー・ワールド」へ。マッツ達の移住者第一陣が何十年か前に来て暮らし始めたみたい。トムはここで生まれたようだ。
デイジーが移住者第二陣の偵察隊としてこの星に降り立った。
この星、何かおかしい。女性がいないし、男性は頭の中で考えることが「ノイズ」となって漏れてしまう。隠し事ができないから辛いなぁ。
予想のつかない展開にワクワクしたのだが。
明かされる秘密も、トムとデイジーの恋愛未満の関係も、マッツのかっちょ悪い顛末も、自分的にはイマイチだったかな。
「トッド・ヒューイット」って200回言ってるらしい
SFなんだけど、描かれている人間の感情は最近の地球人の等身大のそれ。もっと残酷にも刺激的にも描けたと思うけど、そうしないでくれたので、エンタメとして楽しい気持ちで観られた。
男がみんなサトラレになっちゃう(しかも心の内が言葉だけじゃなく映像で流出したりもする)設定は面白かったし、文字通りのボーイ・ミーツ・ガールはかわいかった。トムホは現実にはモテてしょうがないだろうにチェリーな役が似合っちゃう。トッド・ヒューイット氏、ヴァイオラの高い声と黄色い髪にやたら反応してたけど、大きくて円い瞳とかはそんなにツボじゃないんだろうか。
スターウォーズだったら、この二人のエピソードに10分も割かないんだろうな。でも、このサイズの話をじっくりやるSF映画がなんかいいなと思った。SFだからって、いつも星1コ丸ごとの運命とか懸かってなくていい。
3部作だそうで、私は次のも観たいけど、日本での興収や評判があまり芳しくないのでちょっと心配してる。
三部作の一部目と聞いて納得
ノイズの設定が秀逸。
多少冗長にかんじる部分もあったけれど、全体を通してほどよい緊張感で進んだ。
三部作の一部目を映画化と聞いていなかったら
あれ?あいつら出てこんの?意味不明な伏線やん
となるかもしれない。
次回作に期待。
意外に面白かったのだけれども…
ネタが多くいろいろ楽しめたのだけれども消化不良な展開が多く残念。根本ベースのノイズがなぜその状況になったか一切説明なし。村長と息子の関係も表現不足、スパークスの描き方ももう少し深追いして良かったのではないか。などなど広く浅い展開でちょっともやもや。爽やか青春SFとしては楽しめたけど…。
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