「ベンの防御力で良く今まで隠せたねw」カオス・ウォーキング Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ベンの防御力で良く今まで隠せたねw
西暦2257年、ノイズでカオスとなり女性がいなくなった地球移民の住む星に、宇宙船でやって来た女性を護るべく奮闘する青年の話。
ノイズは頭に浮かんだ言葉や映像が他人にも見えたり聞こえたりするという事象で、それが発生するのは原住生物と人間の男性にのみという設定。
汚染された地球から移住した最初の人間達=第1波が住む新世界と呼ばれる星で産まれた主人公の前に、4000人の乗った移民船=第2波の偵察機が墜落し、ノイズが発生しない人物=女性が現れ展開していく。
馬とか犬とかには発生しないんですね…メスかも知れないけども。
第1波の移民が何だか「輩」的なコミュニティで戦争始めちゃいそうな保守的空気感にある中で、追われる女性と行動を共にし護るする主人公というハラハラなストーリーの筈なんだけど、どこかフレッシュで爽やかだったり初々しかったり、そこから来るコミカルさがあったり。
冷静にみるとあまり変わり映えのないストーリーで、どえらい見せ場がある訳ではなくコンパクトだけど、流れがスマートだし堅苦しくないしでボチボチ面白くて、とりあえずまあ良いスタートという感じかな。
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