「KGBとCIAの板挟みにドキドキ!」ANNA アナ かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
KGBとCIAの板挟みにドキドキ!
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KGBとCIAの板挟みにずっとドキドキ!
KGBのオルガ、CIAのレナード、どちらも頭が良いので騙し合いが面白い。でも一番のキレ者はアナ、最後にオルガをハメて気持ち良かった。
時系列がコロコロ変わるので、パズルゲームのように楽しめる。単調になってしまいがちなアクション映画を、編集とどんでん返しでうまく料理したのは見事。
「男を信じたらこのザマよ」「男なんか信じちゃいけない、自分を信じるんだ」
アレクセイがアナをKGBに誘うシーン。恋人に暴力を振るわれる、クソみたいな生活を抜け出すためアナは誘いに乗る。暴力に苦しんだのに、暴力の仕事をこなすのは相当なストレスだったろう。そうまでしてでも自由を手に入れたい、アナの自由を願う思いがひしひしと伝わってきた。
アナはアレクセイとレナードのこと本気で好きだったのかな。男に懲りたはずだから、レズの彼女と結ばれると思った。最後にアレクセイとレナード、どっちも振るのクールでカッコイイ。「男なんか信じちゃいけない、自分を信じるんだ」アレクセイの言葉通り、アナにとっては男よりも自由が上だったのね。何かを犠牲にしてでも、自分の望みを手に入れる。アナの心意気を見習い、私も夢に向かいたい。
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