「KGB vs CIA」ANNA アナ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
KGB vs CIA
KGBにてスパイ(秘密工作員)になった女性の物語。
ここ数年女性スパイ映画は多い。レッド・スパローやアトミック・ブロンドなど女性スパイ映画はあったが、人気の火付け役はやはりリュック・ベッソン監督のニキータだろう。
彼が再び秘密工作員ものを作ってくれた事は、ニキータ&レオン好きの私とすれば大万歳である。
主人公にジェニファー・ローレンスやシャーリーズ・セロン等有名女優を使わず、サッシャ・ルスと言う若手女優を採用。周りに個性溢れる役者を配置した人物相関図はリュック・ベッソンらしさ有り。
周りを取り囲む俳優の1人、ヘレン・ミレンに関しては今回また違う魅力を醸し出す女性を演じてくれた。
KGBとCIAの間に挟まれる主人公アナだが、ストーリーは似たり寄ったりしてしまうのはしょうがない。
見所はやはりアクションシーン。彼女の行動がスマート過ぎて淡白に感じる部分もあるかも知れないが、物量とリュック・ベッソンらしい銃の持ち方&扱い方で観る者を楽しませてくれる。
私個人とすればレッド・スパローやアトミック・ブロンドよりテンポも良く好きな内容でしたのでこの評価。
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