劇場公開日 2021年8月6日

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「さようなら志村けんさん」キネマの神様 よっちゃんイカさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0さようなら志村けんさん

2021年8月20日
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よっちゃんイカ
レモンブルーさんのコメント
2021年9月25日

私も 志村けんさんがゴウを演じてたら 淑子の気持ちが少しは共感出来たのにな…と思います。何故ゴウと別れなかったのかが 全く理解出来ませんでした。昭和感 本当に残念でしたー💦現在2020年パートなのに、全てが古い…せめて音楽とか、街の様子など今を感じる演出が欲しかったです。そう、マスク!ちょっと いい加減でしたね。孫の男の子のキャラも ちょっと古いなと…。
それにゴウが考えたシナリオ(映画スクリーンから映画スターが飛び出して来る)は 若きゴウが考えた時には、斬新で素晴らしいアイデアだったと思いますが、その後「カイロの紫のバラ」や最近では「今夜、ロマンス劇場で」などの同じようなシチュエーションの映画が発表されているので、今更シナリオコンクール?で大賞を受賞するというのも…何だか腑に落ちませんでした。コロナが有るこの今の世界線なら…余計に違和感があります。
そして、最大の疑問は、ゴウが田舎に帰ってから淑子とどんな日々を送っていたかが、全く描かれない(ギャンブルに明け暮れていた?それで子供は育てられる?)のに…どうしてゴウが映画を愛しているという設定なのかが全く理解出来ませんでした。田舎でも、映像の仕事を模索していたとか、映画館に通っていたかとか…そんな話も出て来なかつたので…。あんな晩年になって急にシネマの神様なんて話になるのは違和感しかなかったです。友人の映画館主は確かに映画を愛して来たと言えると思いますが。
私も野田さんの演技は味が有って好きです。俳優初挑戦ではなくて、「dele」とか、「100万円の女達(主演)」などのドラマ経験が有りますよ。

レモンブルー