「キネマの神様が叶えた夢」キネマの神様 tigerdriverさんの映画レビュー(感想・評価)
キネマの神様が叶えた夢
原作は知らないですが、良い映画で感動しました。
特に淑子ちゃん(永野芽郁、宮本信子)の一途さと演技力が本当に良かった。
冒頭はダメな父親と不幸な家族が描かれるが、最終的にみんなの夢が叶っていく過程が素晴らしい。
ゴウを有言実行で幸せにした淑子さん。最後まで愛し続けた。
テラシンさんの「テアトル銀幕」。ゴウとの友情。そこで働くことになる淑子さん。
大穴を当てた勇太。家族に一番興味がないと思っていた孫がおじいちゃんを再生させた。
縁を切りたいとも思っていたのに、最後に父親と分かりあえることが出来た歩。
そして自身の台本を最終的に映画化させることができ、”最期”の夢も叶えたゴウ。
そう思って観ていたら、エンドクレジットで叶わなかった夢があったことを思い出す・・・。
沢田研二さんも素晴らしかったが、そこだけは本当に残念でした。
東村山音頭がレクイエムだったと思います。
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