「本当に、キネマには、神様がいる、と思った方がいい。」キネマの神様 bull&hanaさんの映画レビュー(感想・評価)
本当に、キネマには、神様がいる、と思った方がいい。
「男はつらいよ50 お帰り寅さん」と「キネマの神様」この2本を、「山田洋次監督、ありがとう!映画」と呼ぶことにした。
すご〜く普通に楽しめる映画だったです(後半からはハンカチも投入したし・・・)
古き良き時代の、貧しくとも、夢を持って、濃密に流れた時間を、懐かしく、思い起こさせてくれるよ。
若い人たちには、ある意味、こういう時間は二度と手に入らない、憧れにも似た、一種、喪失感を感じさせるかもしれない。
①北川景子という女優さんを、この映画で再発見した。(今まで興味がなかった😞)
②野田洋次郎さん、すごく、役にはまっていた。素敵だった。
③小道具の話だが、緑色の琺瑯のやかんが、2箇所の場面で使われている。これがいい!
「お帰り寅さん」の満男くんのマンションの部屋が、すごく良かったのだけれど、今回は緑色の琺瑯のやかんに、星5個。
④「テアトル銀幕」この映画館もいいなあ。
(ちなみに、函館に「シネマアイリス」っていう映画館があるけれど、まだちゃんとこういう映画館が残っていることに感謝。残している函館市民をえらいと思う。)
こういう映画は、もうなくなってしまうんだろうな。。。
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