「He is the Dumbledore. JKローリングさん飽きてない?」ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
He is the Dumbledore. JKローリングさん飽きてない?
アルバス・ダンブルドアの秘密かと思いきやダンブルドア家の秘密でちょっと肩透かしをくらった感があるファンタビ3作目。や、でももう脚本のJKローリングさんは話作るの飽きてきてませんか?っと思ってしまうぐらい何か雑でした。
もしかしたらJKローリングさんはこのファンタビのキャラクター好きじゃないんじゃなかろうか?一応活躍する場面もあるけど前作に引き続き空気なニュート。そして見事な噛ませ犬っぷりの兄テセウス。ニュートの擬態のシーンは面白かったですけどね。そして過去2作であれだけ引っ張ったクリーデンスもあっさりしてましたし、っていうかナギニは何処行ったよ?
でも本作の最大のマイナスはジョニー・デップを降板させた事でしょうね。マッツ・ミケルセンが悪いって訳ではないんですけど、ジョニデに比べると妖しさが足りないというか。んで、大人の事情を知ってるリアタイ世代はまだしも、例えば5年後とかに一気観する事情を知らない次の世代の子供達には、いきなり俳優が変わってて訳がわかんないんじゃないでしょうか?せめてセリフで補完するとかあればまた違ったろうに。その辺も観てるお客さんに不親切なんですよねー。
後ね、最期のダンブルドアとグリンデルバルトの戦いで突然よくわからない世界に入るじゃないですか?ああいうのって演出の手抜きだと思ってしまうんですよ。誰もいない方が思いっきり魔法を使ってても周りの被害とか気にしなくて楽でしょうけど、御都合主義過ぎやしませんか?
一応5部作なはずなのですが次が作られるかどうかは本作の成績次第のようです。本当にこのシリーズ大丈夫か今後が不安になってきた第3作目でした。