「方向性を間違えてる」劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班 パルクールさんの映画レビュー(感想・評価)
方向性を間違えてる
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このドラマの良いところは無線機が繋がることで過去と未来を変えられるかもしれないというところのはず。未来で分からないことが過去の情報によって分かったり、逆もまた然りです。なので、過去と未来のそれぞれの主人公が活躍しないと意味がないと思います。ですがこの映画、7割が三枝のシーンです。大山のシーンが大体カットされています。次無線機が繋がったときには大山は新しい情報を、特に過程もなく手に入れており、それを三枝に伝えるだけ。3割の大山のシーンは車の中でただ情報を伝えるだけ。申し訳程度の活躍しかしていません。
劇場版だからなのか、ドラマにはあまりなかったアクションシーンが追加されています。正直いらない。マジで。大山のよう追いかけて犯人を捉えるためのアクションではなく、殺し屋を倒すためのアクションです。急に三枝がめちゃくちゃ強くなったことに違和感しかありませんでした。お前この2年で何があったんだよ。
そして個人的に1番の謎があります。見逃しだったら申し訳ない。2010年4月1日に大山が山崎の差し金で殺害されるって情報、どこから出てきました?
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