「遺跡探検から親子関係まで、某冒険映画を彷彿とさせる設定が楽しい作品。」映画おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ yuiさんの映画レビュー(感想・評価)
遺跡探検から親子関係まで、某冒険映画を彷彿とさせる設定が楽しい作品。
幼少期も映画館で観た記憶がないほど縁が遠かった「東映まんがまつり」に初参戦。しかし都合上、『仮面ライダー電王』は鑑賞できず。現在のライダーがどんな様子なのか知りたかったのに!
『おしりたんてい』は40分という時間枠の中で、父親のダンディと同行のパンダと共に遺跡の謎に挑む、という内容です。テレビアニメ版が20分なので、ちょうどその二倍の上映時間となっていますが、隠れたマークやキャラクターを探すといういつもの仕掛けもそのまま。怪盗Uも期待通りの末路を辿ってくれます。裏返して言えば、テレビアニメ版とはそれほど大きな飛躍はないということで、2019年に公開された第一作で爆笑問題の太田光さんを起用したような注目点も控えめでした。安心して楽しめる作品ですが、劇場ならではの迫力を求めると、やや意外に感じるかも知れません。
なお本作は、本来はゴールデンウィーク公開作品でしたが、コロナ渦のあおりを受け、この時期の公開となりました。それでも公開までこぎ着けたことを喜びたいです。同時上映作品では、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 つりたい焼き』の印象的な映像が素晴らしい!
鑑賞後にパンフレットが充実していたと知り、買っとけば良かった!と激しく公開したのであった…。
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