「美女と野獣」フューリーズ 復讐の女神 KinAさんの映画レビュー(感想・評価)
美女と野獣
美人、走る!巨体の仮面殺人鬼、追う!手には血塗れの凶器!舞台は不穏な森の中!
こういうのは、いくつになっても、いくつあっても、いくら観ても、良いものである。
ド定番の殺人鬼モノにニコイチのルールを加えて、新鮮さと面白さをプラスした、気合いたっぷりのスラッシャー。
野獣側にだけルールを知らせておく不公平さよ!!
でも、それでいい。それがいい。
訳もわからないまま襲われたり救われたりするスリルが良いんだから。
突飛なルールは何の為か。
全貌がふわっと見えたところで余白を残される快感。
これまたありがちな設定ではあるけど好き。
ホラー映画を観まくっている自分に還ってくるような気がする。
主人公の怒りが残酷ショー大好き人間の私に向けられているようでドキッとした。
ありとあらゆる作品で殺されたり怯えたりしてる被害者キャラたち、ごめんね…いつもありがとう。
臭い立つような殺人鬼たちのビジュアル、バリエーション豊かで直接的なゴア描写にも大興奮。
やっぱりスラッシャーは見た目で楽しくないと嫌よね。
残酷ショー大好きでごめんね…いつもありがとう!!!
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