「誰も味方ではない世界」ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 lynx09bさんの映画レビュー(感想・評価)
誰も味方ではない世界
外側からの視点で描かれた「ミナマタ」も良かったけれど、静かに重く苦悩の15年(継続中)を描いた今作にはやられました。法廷活劇というわけではなく地味な展開が延々と続くのだけれど、画面はしっかりと映画サイズで撮られているし、録音も気持ち良かった。ちゃんと映画として作られた社会派ドラマという所か。エンドロールのネタバレ映像もビックリと共に、この作品に皆が込めている思いが伝わってきて、何か大事な魂を頂いた気がしました。
ティム・ロビンス。相変わらず最高です。
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