「資料を読んでからモノを言え!」ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 ニコラスさんの映画レビュー(感想・評価)
資料を読んでからモノを言え!
圧巻でした映画化への情熱も然り、パートナー弁護士事務所のトップであるタープの誰か資料を読んだのか?には心を鷲掴みされたような気持ちになりました。
作品中には3Mの名前も度々登場し、どれほど闇が深いのか空恐ろしくなります。
企業は株主に利益をもたらすために活動するのですが、人命を軽視して許されるものでないのは明白で、企業側の弁護をしていた事務所が正義の信念に基づいて訴訟をしていく様に人間捨てたものじゃないとの想いが強くなりました。
全体的に素晴らしいの一言ですが、個人的にアン・ハサウェイの立ち位置がよくわからずモヤモヤしてしまったことが満点に届かなかったところです。
それでも映画の存在意義を大きく知らしめる秀作です。
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